2017年10月20日 更新

京都ディープエリア・西陣の絶滅危惧種の京都ラーメン!昭和風情がそのまま残る☆「誠養軒」

京都ディープエリアとしてたびたび登場する西陣。北野商店街から少し西へ。見るからに昭和な中華そばの看板が。以前一度昼時に来たとき満席でフラれ、ようやくリベンジで行ってきました。

昭和の中華そば屋さんを想像してみてください!ほぼ理想形

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西陣エリア。北野商店街。市内にはいろいろな商店街がありますが、一際昭和風情がただよう場所。そこから少し西へ。
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一条通りと中立売通りが途中接続して分れての一条通り沿い。見るからに昭和がそのままここにあるようなたたずまい。さらに一条通りを西に進むと、ガチの妖怪ストリート。そんな場所に立地。
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店名に「軒」がつくって、いかにも古そうなイメージ。あとで聞いて、創業47年二代続くお店なんだとか。その頃は今の比じゃないほどこの界隈も栄えていたそうな。
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中華そばのお店なのに、細うどん玉を売ってて、近所の方も買いに来られてました。これも名物みたいです。
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前回は満席だったのが、この時は私一人。あとから常連さんも来店されましたが。店内自体が昭和ドラマにでてきそうな、まるでドラマセットがリアルに存在する、という雰囲気(笑)
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メニュー。定番ものが多いですね。今気づきましたが、白梅麺、紅梅麺てあります。北野天満宮が近いこともあって、そんなメニューなんでしょうね。どういう内容なのか聞くの忘れました(汗)

で、今回は焼き餃子380円、中華そば630円をチョイス。
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ほどなくして、まずは焼き餃子。いかにも手づくりの懐かしいやつです。
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卓上の醤油、酢、ラー油を調合して餃子のたれをつくる。
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食べてみます。野菜の触感がいいです。手切りですね。最近フードプロセッサー使うところが増え、野菜の触感や存在感が全然感じられない店も増える中、これも昔ながらの餃子の味。皮のもちもち感もまたよし。けっこう野菜たっぷりヘルシーでペロリと完食できます。
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そして、中華そば。懐かし系のビジュアル。あらかじめ、コショウがかかっているのがいいです。わりと厚切りのチャーシュー、もやし、ネギ、メンマ。
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麺もストレートな細麺で、黄色いやつ。これも典型的な昔ながらの麺。スープはわりとあっさりスッキリの鶏、豚骨ベースの醤油系。雑味を出さず、丁寧にアク取りして濁らせないよう仕上げた昔ながらの京都ラーメンの典型スープ。
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チャーシューは煮豚系であっさり。でも、厚みあってボリューム満点。もやしのフレッシュ感かなり重要な役割。あとメンマも。
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心地よいボリューム感と美味しさで完食完汁ゴチ!こういうラーメンというか、中華そば久々に食べました。昔はもっとこんな感じのお店あったと思いますが。

途中、かつてこのあたりが京都の中心的存在で栄えていた頃や銀幕のスターたちがこの界隈に出没した話など、ご主人に教えてもらったり。ますます西陣にハマります(笑)ディープさが後を引く。お試しあれ!

ヨ~イヤサ~♪

誠養軒 への口コミ

誠養軒 基本情報

住所:京都市上京区新建町10
電話番号:075-462-5073
営業時間:12:00~23:59
定休日:月曜日 ただし毎月25日は営業
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