2023年1月9日 更新

【京都お寺めぐり】六地蔵めぐりの一つ!周山街道口に祀られた常盤(ときわ)地蔵「源光寺」

彡今回は右京区常盤にあるお寺。周山街道沿いの守護神として祀られた『常盤(ときわ)地蔵』。

周山街道口を守護する常盤(ときわ)地蔵

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京福電鉄北野線の常盤駅からスグの場所にあるひっそりとした住宅街にあるお寺。近くには太秦映画村もあり。
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参拝時間がかなり限られていて、この日は平日だったので、時間外じゃなくてホッとしました(笑)
平日は13時まで。ご注意ください。

そして、ご朱印は8月の六地蔵めぐりの時だけ受け付けてるみたいですね。境内に案内がありましたが、希望であれば郵送でも対応してくれるみたいです。
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臨済宗天龍寺派の尼寺。
嵯峨天皇第三皇子である左大臣源常(みなもと の ときわ)が創建し、山荘を寺に改めたものとされており、これが常盤の地名の由来と伝承されています。
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梅の花も開花しています。
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また、常盤は源義経 の母・常盤御前 の生誕の地であり、常盤御前の晩年には境内に庵をかまえ、この地で没したという伝承も。境内には「源氏義経御母堂常盤御前御墓」と記された石塔 もあります。
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六角堂。かなり古い佇まい。
平安時代初めに、小野篁(のたかむら)が、一本の桜の木から六体の地蔵を彫りだしたうちの一体がこちらに安置。

後白河天皇の勅命で平清盛が疫病退散のため、保元年間(1156~1159年)に西光に命じて街道口6カ所にそれぞれ六角堂を建て、六体の地蔵菩薩像を一体ずつ分置。
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その一つがこの周山街道口にある常盤地蔵。中はほとんど確認できませんでしたが、8月22日、23日の六地蔵めぐりの際には開放されるんですね。

六地蔵の中でも、一番小さい地蔵菩薩。別名『姉子地蔵』と呼ばれる上善寺・鞍馬口地蔵に対し、一番小さな常盤地蔵は、末っ子『乙子(おとご)地蔵』との呼び名も。

8月の六地蔵めぐりの際に、またご朱印をいただきに参拝したいと思います。

詳細情報

住所:京都市右京区常盤馬塚町1
拝観時間:平日  9:00~13:00
     土曜日 9:00~11:30
     日祝日 9:00~15:00
※ご朱印は8月22日、23日の六地蔵めぐりの時のみ。
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