2021年6月27日 更新

森見登美彦著の「夜は短し歩けよ乙女」を読んだらきっとデートで行きたくなる『進々堂 京大北門前』

「夜は短し歩けよ乙女」のラストで先輩と黒髪の乙女が初デートの待ち合わせをした場所で、巡礼地めぐりでは外せないスポット。読まれてから行くことをおすすめします!

『進々堂 京大北門前』

 (192163)

 (192165)

昭和5年に創業された老舗カフェで、京都市内に何店舗かある『進々堂』とは異なります。どちらもパン屋やカフェがあるので、私もつい最近まで同じだと思っていました。
フランスに留学していた創業者が「大学の先生や学生たちが落ち着いて勉強できるように」と思いを込めて開業された店舗は、レトロモダンな雰囲気。重厚なテーブルや長イスが学校みたいでした。

給食みたいなカレーパンセット

 (192169)

 (192173)

今回こちらに来た目的は、給食みたいなカレーパンセットを食べることです。店内の雰囲気と合わさってさらに学校にいる気分になれました。
 (192171)

カレーはサラサラとしていて辛くなく、お肉がゴロゴロと入っています。まるで給食係の友達が、内緒で多めによそってくれたようで嬉しくなりました。たぶんこちらは誰にでも同じ量をよそってると思いますが。
 (192175)

フランスパン発祥の地

 (192179)

実はフランスパン発祥の地で、元々パン屋だったそうです。だからパンもフワフワで美味しくて、素朴な味。カレーにつけたりポテトサラダを挟んだりして、カスタマイズも楽しみました。パン屋も併設されていて、私が行った時は定休日でしたが店内のショーケースのパンの購入は可能でした。

ミルク入りのコーヒー

 (192190)

事前に聞いてくれますが、コーヒーはミルク入り。普段はブラックで飲みますが、おすすめに準ずる派なので久しぶりに飲んでみたら、優しい味でホッとできました。

小説「夜は短し歩けよ乙女」との関係

 (192183)

「夜は短し歩けよ乙女」とは森見登美彦さんの小説で京大生(だと思われる)の恋物語。『進々堂 京大北門前』は小説のラストで主人公の先輩と先輩の意中の相手である黒髪の乙女が初デートの待ち合わせをした場所で、巡礼地めぐりでは外せないスポットです。私もなんだかドキドキする時間を過ごしてきました。

詳細情報

店名:進々堂 京大北門前
住所:京都府京都市左京区北白川追分町88
時間:8:00~18:00
定休日:火曜日
23 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

まみの京都好奇心手帖 まみの京都好奇心手帖