2019年3月3日 更新

【京都和食めぐり】創業当初から変わらぬ穴場の高コスパ懐石!破格3900円秋の味覚必食「京料理かじ」

おおきに~豆はなどす☆京都府庁前にある京料理の名店。創業当初から高コスパの懐石を提供し、そのスタイルは今も変わらず健在。久々に夜うかがいました。

創業当初と変わらない高コスパ懐石が人気

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丸太町通り、京都府庁前。
京料理のお店としては創業20年弱ほどですが、その間お店も大きくなり、その人気のほどがうかがえます。
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かつて、こちらで食事したことが何度かあり、そのコスパの高さを思い出して久々にやってきました。

創業当初、ちょうどバブル崩壊して景気低迷期。京都でも高級老舗料亭とは対照的な低価格の高コスパ懐石のお店が何軒か登場し、ちょっとしたムーブメントに。その体表格として、枝魯枝魯(今の枝魯枝魯ひとしな)や他何店かあった中にこちらのお店も。そんな記憶。
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現在では60席もあり、二階の座敷席やこちらのカウンター席など。広くなりました。

今回は予め夜の雪コース3900円を電話で予約。懐石3900円て、それだけで破格。創業当初から変わらないスタイル。他にもランク上ありますが、今回はこのコースで。まずはビールを注文。
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すると、食前酒として杯に金木犀のお酒を注いでいただきました。秋らしいですね。
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前菜。もう、これだけでいくらでも飲めそうな(笑)

白蒟蒻と柿の白和え、オクラ豆腐胡麻あんかけ、鱧南蛮漬け、鱒の黄身寿司、栗の渋皮煮、松風、鯖寿司、柚子釜青菜お浸しなど。もう立派な八寸仕立て。
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白和え。柿の甘みが白和えにぴったり。
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秋の味覚、栗もいい!
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椀もの。器の絵柄も秋らしく、さらにちゃんと霧吹きで作りたて感の演出。正統派懐石のスタイル。椀種に鱧真薯、平茸、焼き茄子、吸い口に柚子皮。お出汁も上品な味わいに引かれ、申分ない。

この後、大失態。
お造り盛り合わせだったのですが、画像撮れてなくて(泣)鯛、汲み上げ湯葉、びんちょうまぐろ、鱧焼き霜、つばす、莫大海と一皿で盛りだくさん。お酒が進みました。
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揚げ物はちょっと変り種。
鱧、エリンギ、万願寺唐辛子の赤と緑、長いも、そして辛子酢味噌タルタルソースには芝漬け入りでかなり独創的。
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こういうのがあると、お酒がまた進みます(笑)
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炊き合わせには南瓜、蓮根、里芋、マイタケ、生麩のオランダ煮。ちゃんと振り柚子もされて、手抜きナシ。秋の野菜たちが滋味深い味わい。
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最後食事。ご飯は京北町のお米、赤出し仕立てのお味噌汁、香の物。
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そして、デザートには酒粕アイス、ぶどうの泡ゼリー、桃ゼリー、ざくろ、紫花豆。

これで〆て3900円!安ッ!!何この驚愕コスパ。以前より、その高コスパぶりに磨きがかかったような。

これから秋も深まり、観光で来られる方にはかなりオススメ。懐石初心者の方でも、肩肘張らずお値ごろで京懐石が食べられる、秀逸のお店。
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玄関先にはお札がさかさまに飾られてました。こうすると、お金が貯まるおまじない。こんなにお店も広くなったということは、効果テキメンということですね(笑)

ヨ~イヤサ~♪

京料理かじ への口コミ

詳細情報

住所:京都市中京区丸太町通小川東入ル南側
電話番号:075-231-3801
営業時間:昼 12:00~14:00までの入店(営業最終時間15:30まで)
     夜 17:30~21:000までの入店(営業最終時間22:30まで)
定休日:水曜日(11月末の水曜日、京都三大祭り及び祭日にあたる場合は営業)
関連サイト:http://www.kyoto-kaji.jp/
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