2020年8月12日 更新

【京都花めぐり】神秘的な花、蓮が可憐に咲いていました「東福寺三門」

蓮を見ると心洗われるように思います。蓮は朝開花し、お昼には閉じてしまいます。毎日暑い日が続きますが、少しでも涼しい午前中に、散歩がてら見に行きたいスポットです。

東福寺三門の蓮

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東福寺は1256年に完成。京都五山の一寺で、寺格は第四位です。
紅葉の名所と広く知られていますが、三門前は夏、蓮が咲き、見どころが多い寺院です。
7月中旬頃に拝観しましたが、8月上旬でもたくさん開花しているようなので、境内を紹介したいと思います。(画像は7月中旬のものです)
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東福寺三門は室町時代の建築で、禅宗寺院としては最古、最大の貴重な国宝です。
その壮大な姿、大きさにいつも圧倒されます。
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東福寺といえは、紅葉を思い出す方が多いと思いますが、三門前思遠池の蓮は美しく、壮観な風景を眺めることができます。
思遠池は四方から眺めることが出来ますが、今年は残念ながら池の周りで工事が行われていたので、三門正面から見ることが出来ませんでした。
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こちらは穴場かも?比較的静かに眺めることができました。
たくさん咲いている蓮に魅了されました。
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この日は花数が多く、柔らかい蓮の色に癒されました。
あまりにたくさんの蓮が咲いていたので、「今日市内の蓮の名所を巡ってきたけど、ここが一番きれいだった!」と近くにいた人が教えてくれました。
その後、友人に電話で報告されていました(笑)
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東福寺本堂です。明治時代に焼失後、昭和9年に再建されました。三門のそばにあり、三門と同様、壮大でその大きさに圧倒されます。
毎年3月に涅槃会として本堂を公開されていますが、京都三大涅槃図の一つ、大涅槃図が修復中のため、数年間見ることが出来ないそうです。
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本堂の天井に描かれた蒼龍図です。
こちらは本堂の外、中央(賽銭箱あたり)から見上げることが出来ます。
縦22m横11mの大きさで、全長55mの龍が描かれているそうです。
手には1m65㎝の宝珠を握り、鋭い眼光。動きがあり、迫力があります。
京都出身の日本画家、堂本印象さんがわずか16日間で描かれたそうです。
迫力のある大作、必見です!

今回は東福寺三門前の蓮と本堂を紹介しました。
今年の梅雨は雨が多く、明けが遅かった影響でしょうか?8月上旬でも蓮が楽しめるようです。
近くに行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

東福寺三門 on Youtube

【京都 東福寺】三門 蓮 穴場です♫2020年7月【そうだ京都行こう】

スポット情報

名称:東福寺 三門(とうふくじ さんもん)
住所:京都市東山区本町15丁目778
電話番号:075-561-0087
拝観時間:9:00~16:00
拝観:自由(三門・法堂周辺)
関連ペ^ージ:http://www.tofukuji.jp/
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