伏見深草にオープンした超本格的香港点心専門店「香噴噴菜館」でディナー

深草に開店した、超本格的香港点心専門店、「香噴噴菜館」（しゃんぷんぷんさいかん）」でディナーなり。

伏見で本格香港点心を

深草に開店した、超本格的香港点心専門店、「香噴噴菜館」（しゃんぷんぷんさいかん）。先般、一人でランチを食べに来た時、これは美味しいなあ！と思ったお店なのだ。　ネット上でディナー情報がほぼ皆無なので、これは一度行かないと！ということに。

昼ごはんがかなりしっかりだったので、お腹減らしついでに丹波橋から歩いてやってきた3km弱の行程。17:30ぐらいにお店に到着し、店内に。

キッチン前にカウンター席が6席ほど。入り口前に4人テーブル１、2人テーブル２、というこじんまり店。今回はテーブル席に陣取る訳で。我々が夜営業1組目の客でした。メニューですが・・・

前回も確認した夜メニュー。点心のお店としてはそんなに種類は多くはない感じですな。で、更に・・・

こういう壁張りメニューが増殖中。瓶ビール1本付きの晩酌セット￥1580が魅力的なのですが、更に、牛バラの煮込みが追加されたようで、夜限定で香港の屋台料理、腸粉（チョウフン）を出されている模様。で、気分のアラカルトで頂こうという作戦。

瓶ビール中瓶￥600を頂きつつ、お料理を待つわけで。

一皿目はランチセットにも含まれる、点心三種盛り￥730なり。ご店主は、四条烏丸や三条河原町に出店している「香港飲茶星街」で修行されているので、お味はほぼコンパチブル。お値段は深草価格で、星街よりちょっとだけお手頃価格と言う設定。

海老餃子とほうれん草の蒸し餃子、茸と海老の蒸し餃子なのですが、どれも海老量が半端なく多く、プリプリで美味しい。味付けがしっかりしているので、そのままでもOKですな。

いきなり、このお店が超大好きになってしまった一品、牛バラと大根の煮込み￥1080なり。蒸し器に入るサイズなので、量は多くはないだろう？と思ったら、なんのなんの結構しっかり量の柔らか牛肉にニッコリ！なのだ。

お肉を持ち上げると崩れてしまいそうなほどトロントロン。そんなに醤油濃くない甘口の味付けで、多分この味付けが嫌いな人は少ないであろうなあ！と思われる好き度でした。本日一が圧倒的にこちら。（最近、ランチでも出しておられるようです。）

これは呑まないと！ということになるのですが、とりあえず今日は軽めにハイボールにスイッチなり。

夜限定だという腸粉（チョウフン）は￥420というお手軽価格。米粉で作った点心で、香港では屋台で出されている庶民の味の一品。

切りましたの図。米粉で作ったプルプルの皮を巻いてあり、その中に中国ソーセージを刻んだもの、刻み葱、干しエビを巻き込んでいるのだ。むちむち、ちゅるんとした食感で、中国黒酢系の重くないタレが、これまたなかなか乙なお味。

季節野菜のオイスターソースは￥730なり。これまた軽やかな味付けで、誰でも食べやすいお味でしょうな。意外にしっかり量で、野菜喰ったぞ！という満足感あり。2人用テーブルで面積が狭いのですが、食べ終わったぐらいの間隔でお料理が登場するのもいい感じですな。

で、初めに注文したのがここまで。相方は残ったオカズと一緒にお粥が食べたい、私は丼が良いなあ！と思ったので、つい2つ注文し、超お腹がいっぱいになってしまうわけで。

白がゆは￥580なり。揚げ春巻きの皮、刻み葱だけを添えてあるシンプルな一品ですが、干し貝柱ベースだと思われる程よい出汁でなんだか超優しく美味しいお味。が！ランチについてくる量のざっと三倍はありそうなしっかり量だったのが、少々計算外でした（汗）

が、先ほどの牛バラ煮込みの出汁をでれっと掛けるのも美味しいですな。

やっぱり、これぐらいの量のものが出てくるよねえ！と思った、スペアリブソーセージ丼の並サイズ￥980なり。味付けは先ほどの牛バラ肉と同傾向で若干甘味控えめなタレで、骨付きのまま2cmぐらいに切った豚スペアリブを煮込んだものを豪快に丼化。更に中華ソーセージ付！という、これは喰っておかなければ！という。　ランチはこれと、何か点心が一皿あれば成立しそうな、ま、それぐらいの感じですな。間違いなく美味しいです。

いやはや、喰った喰った！と大満足の1時間一本勝負。支払いはPayPayもOKで、あまり呑んでいないというのもありますが、」〆て￥6220なり、という大大大納得の深草価格なり。御店主に「美味しいですね～、また来ます～！」とお声掛けし、お店を後にするのですが・・・