今回は、とくに京風おせちならではな必須食材を地元スーパーを物色しながら、いろいろとご紹介。地元の方なら、いまさら感もあるかもしれませんが(笑)
まずは、おせちではありませんが(笑)年越しそば関連。
京都はにしん蕎麦を食べる方が多いのではないでしょうか。昔なら身欠きニシンを買ってきて炊くご家庭もあったかと思いますが、最近ではこんなふうに出来上がったものが主流。掛けそばだけ用意して、あとは上にトッピング。
そして、丸餅。こだわり派の方は餅屋でつきたてのを買われたりしますね。最近ではスーパーでもつきたてのやわらかい丸餅が売られてたり。
そして、雑煮の具材となる金時人参と祝い大根。こちらも必須。
こんなふうに予め雑煮用としてセットで売られていたり。薄くスライスしてかわいらしい紅白の丸い形にして入れます。角がたたず、円満に暮らせるように・・・との思いが込められています。
頭芋。こぶし大以上ありましたかね。こだわりの京風雑煮ならこれが丸々お椀に入ってたり。うちは邪道なんでやりませんが(笑)
そして、こちら棒だら。北海道産の真鱈を天日干しさせた乾物。錦市場ではこんなふうにぶら下げられてます。これから煮物に仕上げるのは相当時間がかかるので・・・
スーパーでは、こんなふうに水戻しした漬け棒だらとして売られてます。ここから煮物として炊いていくのですが、それも面倒な方にはさらに煮物として出来上がったものも売られてます。
そして、こちら。こんなものはさすがに家庭では作れません(笑)もともとは料理屋で出されてたものを、家庭でも食べるようになったんでしょう。「龍飛巻(りゅうひまき)」といって、酢で〆たひらめの薄造りを昆布で巻いたもの。中央には千切り生姜が入ってます。ちょっと高級品。
何気ないスーパーの日常風景ですが、食材の移り変わりで年の瀬を感じますね!