山科の名所『随心院』
真言宗善通寺派の大本山で、『勧修寺』とは地下鉄東西線 小野駅を挟んで反対方向にありますが、15~20分くらいで行けるのでセットでの観光をおすすめします。
実は誰もが知っている絶世の美女・小野小町の実家跡とも言われています。
実は誰もが知っている絶世の美女・小野小町の実家跡とも言われています。
小野小町ゆかりのお寺
小野小町と言えば「深草少尉の百夜通い」でも有名ですよね。このエピソードはフィクションですが、深草少尉のモデルとなった人は実在して、随心院にはその伝説が残っています。「深草少尉百夜通い」とは、小野小町に100日間毎日通い続ければ求愛を受け入れると言われた深草少尉が、大雪の100日目に凍死してしまうお話です。深草から小野までは5kmもあります。惚れた弱みというのか…ですが私は小野小町も100日目楽しみにしていたのではないかと思っています。じゃないとあまりに不憫で可哀想。
小町文塚や化粧の井戸、地蔵菩薩などが安置されているので、それらを見ながらあれこれ想像するのも楽しかったです。とはいえ、いつの時代も恋って切ないなと思いました。
話題!本堂の襖絵
アートユニット「だるま商店」が手がけた華やかなこちらは、なんと本堂の襖絵「極彩色梅匂小町絵図(ごくさいしきうめいろこまちえず)」
小野小町の生涯っが絵巻物のように描かれています。「深草少尉の百夜通い」も描かれているので見つけてくださいね。
小野小町の生涯っが絵巻物のように描かれています。「深草少尉の百夜通い」も描かれているので見つけてくださいね。
はねず踊り
「深草少尉の百夜通い」の悲哀伝説をテーマに現代風に踊る行事で、”はねず”というのは梅花の薄紅の色のことです。梅の時期はまだまだ先ですが、小野小町の美貌と才能にあやかって参拝してきました。ご利益がありますように…!
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