人気イタリアンが手掛ける3店舗目は、ピッツァが軸のコース
南区十条にある隠れ家イタリアン「ゴリーズキッチン」の2号店、「Ette」を覗きに行ったのは既に1年半前。そちらはRADICEご出身のシェフが1人腕を振うカウンターイタリアン店で、オープン半年でミシュラン選出店に。で、2025年11月オープンした3号店がこちらで、和食材を効果的に使ったピッツアをコースの軸に据えたカウンターイタリアン店なわけで。
「Ette」は非常に美味しいのですが、年配者には少々ボリューム有りすぎ(汗)なのでどうしようかなあと思っていたら、Sudoの紹介記事をネットで読んだら現在は夜¥6600コース(税込・ランチも同価格)という、今どきかなりお手軽な設定に見直しされた模様。Etteで気合を入れてワインをシッカリ目に呑むと2人で4万は下らないので、こりゃいいや!と予約をお願いした金曜日、夜18:00。場所は二条通麩屋町東入で、地下鉄京都市役所前駅から北西に徒歩10分足らず。
この左側の扉を開け、店内に。いやーなかなかに重厚感ありですな。
この左側の扉を開け、店内に。いやーなかなかに重厚感ありですな。
キッチンを囲むL字型カウンター9席のお店。当日のゲストは6名で、我々と女性カップル2組が先行スタート。キッチンの奥にピカピカのピッツア窯(ガス式)が静かに燃えているのがみえるわけで。シェフは元々和食ご出身なのですが、お顔をお見掛けしたことがあるなあ!と思ったら、直前まで御所delinoに居られたようです。Ettoに居られた山守ソムリエも現在はこちらに居られます。
お料理は¥6600コース一種で、当日はこういう進行。足らない人用に適宜お料理を追加をお願い出来る仕組みになっていました。(とはいえ、十分過ぎるボリューム感でした。) で、山守さんが居られるなら、そりゃ想像を超えてくるであろうペアリングはお願いしなくては!ということに。メモが残っていないのでお値段が不明なのですが、ペアリングは¥5500とかそれぐらいのお値段だったような。
で、まずはこの一杯。伊ヴェネトから「Prosecco Valdobbiadene Sui Lieviti Brut Nature」なり。チョイにごりのあるプロセッコ。葡萄はグレラ主体でグレープフルーツのような爽やかさあり。いやー、こりゃ旨いなと喜んでいると・・・・
ご覧の前菜4種盛りが登場。ゼロ時の器の中身が隠れているので、三時の方向から時計回りで、マスタードが添えてある「メヒカリのフリット」、「生ハムのカナッペ」、「アオハタのカルパッチョ」なり。どれも旨いのですが、アオハタは酢漬け茗荷、それにワサビ菜をそえてあり、トマトジュレと共に、というスタイル。お箸で食べたほうが良さそうなふんわりとした良いお味でした。
ゼロ時の方向にある丸い器は「新タマネギの冷たいポタージュ」。いやー、なんだか超甘くて旨いですな。一緒に焼きたてのピッツア窯で焼いたパンも出てきて、この後の期待が更に膨らむお料理でした。
で、お次のお料理用にこれを一口合わせてみてください!と出して頂いたのがスペインの「サンデマン(Sandeman)」謹製のドライシェリー、「ドン・フィノ(Don Fino)」なり。「鰻の香ばしい感じに合うと思いますので、是非!」との説明あり。 15.0%なので、呑みやすい口当たりでした。
で、それに合わせるのがこちらのフィンガーフード。上はカリッと焼き上げた鰻なのですが、西京漬けにしてあり、サツマイモを練り込んだフェナンシェに乗せて、更に上からハイブリッドキャビア(養殖用に交配したチョウザメ産のキャビア)という趣向。少量なのですが、焼き鰻の味の強さが際立つ一品。確かに深みのあるシェリーが良く合いますな。
お次はパスタなのですが、日本酒に合わせる趣向。福岡県糸島市の白糸酒造謹製「田中六五 兵庫産山田錦純米酒」なり。酸と旨味のバランスが良く、スルスルとスムーズに呑める一杯。いやーイイですなあ、この後のパスタの仕掛けとめっちゃ合うわけで。
そのパスタがこちら。「スパゲティ 蛍烏賊・トマト・若牛蒡」なり。シェフが料理を作る手元は丸見えで、ライブ感溢れる空間なのですが、イタリアンのはずなのに、このパスタソースの仕上げはお祭りの屋台のような香しいイカの焦げた香りが。というのも、トマトソースには直前まで蛍烏賊は入っておらず、仕上げにじゅっとフライパンで焼いた蛍烏賊をパスタに乗せる手法なのです。 過去、ほんのり焦げるまで焼いた蛍烏賊を食べた記憶がほぼ無いのですが、いやー、こりゃ滅茶滅茶美味しいですな。焼けたイカの香りが正に日本酒向け!な一品でした。ピッツアも旨かったのですが、個人的には僅差で本日一がこちら。
で、肉料理は相方が黒毛和牛を、ワタシは真鴨をチョイス。こちらは、多分ワタシ用の長野は楠わいなりー謹製、「楠R クスノキアール 2019」なり。調べますと、国産の黒ブドウ3種類を醸した一品。こちらは12°と軽やかな感じで、なんだかエレガントで旨かったような!
一緒に相方用に日本酒も出して頂いたのを私もちょっと(いや、しっかり目に)頂いたような。京丹後の木下酒造謹製「玉川(たまがわ) 山廃純米 無濾過 生原酒 2024BY」なり。いやー、山廃なのですが、なんだか力強くて、なんと!アルコール度数22~23°という桁外れな一杯。これまたウマー!なわけで。
で、こちらがワタシ注文の「真鴨炭火焼 セルフィーユ根・芽キャベツ」なり。サイズは可愛らしいのですが、この火入れでコントロールできるんですなあ。美味しいです。
相方は¥1500加算で、黒毛和牛の赤身の部位を。相方はニンマリ。添えてある黒胡椒がまた良き仕事をします!
で、肉料理の後にピッツアが2種、デザートにお茶という他店では見かけない進行なのです。先にお茶を選ばせてもらいまして(茶葉はルピシア謹製)。この後、ピッツアに突入するわけで。
お次のピッツアの調理を観察。いやー、生の菜の花がてんこ盛りだ!と驚いていると・・・・
ガス窯がなんだか非常にパワフルで、遠くから見ていてもごうごうと凄い火力。ピッツア1枚が焼き上がりに要する時間は、わずか90秒ほど。多分、400℃は楽々越えていそうな温度域です。
で、合わせるワインが先に登場。ポルトガル産の白、というチョイスで「Canto Nono Alvarinho Quinta da Calcada」なり。アルバリーニョ 100%で、軽やかに美味しかったような。一杯の量は少な目なのですが、この種類呑みますので、もう、かなり酔っ払っております・・・
一枚目のピッツアが登場。「ピッツア 氷魚・青海苔・菜花・唐墨」なり。1人1/4サイズにカットされたものを出してくれました。
それがこちら。お好みで!とかなりパンチのある辛さの唐辛子オイルも登場。ナポリ風のふっくらピッツアで非常に上等。氷魚と菜花の春を感じるほろ苦さに、青海苔の風味、唐墨の塩味が混然一体になって、過去食べた経験のない一枚に。いやー、こりゃ美味しい。僅差で本日二。
で、ソムリエからこういう軽やかなお酒はどうですかね?と出して貰ったのが・・・
で、ソムリエからこういう軽やかなお酒はどうですかね?と出して貰ったのが・・・
イタリアのブランド「モレッティ」が手掛けるビアカクテル「モレッティ・リモーネ」。 シチリア産レモンのレモネードとビールをブレンドした甘すぎないスッキリ系甘口ドリンク。アルコール度数は1.5°でソムリエ曰く、「〆のピッツアにこういう軽やかなお酒を合わせるのもイイでしょう?」ということでした。アルコールまるでダメ!な人でも全然呑めそうなサッパリした味わい。それに合わせるのが、こちら。
ピッツア2枚目は「ピッツア サルシッチャ 筍 木の芽」なり。竹の子のピッツアを出すお店は京都では何軒か思いつくのですが、木の芽を合わせると、これがまた美味しいわけで。3月現在はまだ京都産筍も出回っていないのですが、季節が進むと地元産も食べられそうな、そんな感じでした。
木の芽の爽やかさが肝。むちむちサルシッチャのおかげでボリューム感しっかりのピッツアでした。量は25cmクラスピッツアの1/4サイズですので控えめですが、大大大満足。
で、〆のデセールにスイッチ。
で、〆のデセールにスイッチ。
〆の甘いものが美味しいと全体の印象が更に良くなるのですが、正にそういう感じ。「フキノトウのジェラートとピスタチオのチェロス」なり。ジェラートの上に乗っかっているのはフキノトウを素揚げしたチップ。この全体的にフキノトウのほの苦さが乗ったジェラートが超ウマで、いやー、これまた参りました!な一品。
ソムリエから「グラッパがありますが、呑まれます?」と営業されたので、速攻で追加をお願いする2人。伊ヴェネトから「NARDINI grappa RISERVA」なり。アルコール度数はなんと50°もあるのですが、モレッティの後に吞むと、なんだかするすると呑んでしまいそうな危険な一杯。いやー、最後まで大充実。
最後にお願いした紅茶を出して貰い、小菓子3種(ピスタチオの入ったビスコッティ、酢橘味のマシュマロ、もう一個は青リンゴ味のゼリーのような)でホッコリ大大大大大満足の2時間30分勝負。以上でペアリング2種、ちょっと追加のお酒類もこみこみで¥28000チョイという大大大大納得価格。お腹もいい感じで大満足の大充実!。
Ettoは我々が行った後に更に値上がりしておりまして、新しくパティシエ(シエール?)が召喚され、3名体制になって更に凄い一軒になっている模様(ま、ミシュラン店ですし・・)なのですが、Sudoは敢えてグッと低価格路線に振りなおしたようで、我々的にはSudo推したくなるそんな印象。(いや単に財布ダメージ度合いで・・・)
帰りがけに、シェフに「食べたことが無いピッツアの開発を宜しくお願いします!」とお声掛けし、お店をあとにしたわけで。御馳走様! 間違い無く、また来ると思います。楽しいディナーになりました。
Ettoは我々が行った後に更に値上がりしておりまして、新しくパティシエ(シエール?)が召喚され、3名体制になって更に凄い一軒になっている模様(ま、ミシュラン店ですし・・)なのですが、Sudoは敢えてグッと低価格路線に振りなおしたようで、我々的にはSudo推したくなるそんな印象。(いや単に財布ダメージ度合いで・・・)
帰りがけに、シェフに「食べたことが無いピッツアの開発を宜しくお願いします!」とお声掛けし、お店をあとにしたわけで。御馳走様! 間違い無く、また来ると思います。楽しいディナーになりました。
店舗情報
店名:Sudo
住所:京都市中京区二条通麩屋町東入尾張町202-1 オーク二条
営業時間:18:00~21:00 (日のみランチ12:00~14:30も営業)
定休日:月曜
TEL:050-1725-1588
https://www.instagram.com/sudo._kyoto/
住所:京都市中京区二条通麩屋町東入尾張町202-1 オーク二条
営業時間:18:00~21:00 (日のみランチ12:00~14:30も営業)
定休日:月曜
TEL:050-1725-1588
https://www.instagram.com/sudo._kyoto/
57 件


























スイカ小太郎。
