2018年5月27日 更新

リーズナブルに日本料理を|京都の繁盛店「枝魯枝魯ひとしな」【くずし割烹】

日常使いのできる日本料理”くずし割烹”のパイオニア「枝魯枝魯ひとしな」。くずし割烹を堪能してきました。

予約がとれない繁盛店

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西木屋町、松原通から高瀬川沿いの路地にはいったところに、隠れ家のようなところに予約がとれないグローバルな割烹料理屋さんがあるのはご存知ですか?
お店の名前は「枝魯枝魯ひとしな」
東京の神楽坂のほか、ハワイとフランスにも店舗がある、リアルなグローバルな割烹料理屋さんです。
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1階は、ライブ感を楽しめるカウンター席のみ、2階はテーブル席。
センターにいるのが、フランスの店舗と行ったり来たりしている大将の枝國さん。
少々クセがありますが、とても楽しい大将です。

お料理はくずし割烹 4000円弱のコース一本勝負。

くずし割烹を堪能

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お料理は季節にもちろん毎月変わりますので、参考までに。

伺ったのは5月、皐月のコースを頂いてきました。

<先付>
あさりと空豆の冷製茶わん蒸し

蒸し熱い日も増えてきたので、冷製の先付がうれしいですね。
あさりの旨味が効いています。
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かわいいお箸入れとかわいい器の先付け。
ひとつひとつ手間がかかられており季節感たっぷり。
スタートからお酒がすすみます。
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前菜の内容はこちら。
ほうれん草の白和えの上にホタルイカの天ぷら
うどの黄身酢がけにはカラスミ
鯛の子炊いたんとオリーブオイル漬け生姜
ふきとほっき貝の赤味噌和え
仏産熟成チーズと筍が中に詰められた竹輪の磯部揚げ
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<椀物>
鴨肉団子と自家製茶蕎麦

香り高い茶そばと鴨肉の旨味がしみたお出汁が美味。
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<お造り>
鰹のたたき、あっさりポン酢かフライドオニオンで

お野菜は鰹とあわせてもよし、単体で食べてもよし。
フライドオニオンと合わせて食べるのは新しいです。
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<くずし>
稚鮎の天ぷら、葉山葵添え
独特の地鮎の苦みが美味しく、ワインとも合いますね。

大将がフランスからワインを直接仕入れてきますので、ワイン好きの方はぜひ頼んでみてください。
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<旬彩>
淡路島産新玉ねぎの炭火焼き、ウスイエンドウのすり流し、柔らか鰹フレーク散らし

新玉ねぎの甘味がたまりません。
すし流しと鰹フレークもいいアクセントに。

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<お食事>
筍たっぷり炊き込みご飯には赤だしと香の物もセットに。

旬の筍がたっぷり、食感もよくてコースの〆にピッタリ。
ほっとする美味しさでした。
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<甘味>
5種の自家製らくがん(抹茶、ミルク珈琲、ラム黒糖、シナモン、よもぎ)

らくがくも手作りなのはさすがです。
こちらでコースは終わりですが、4000円弱のコースとは思えない充実の内容と美味しさでした。
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このクオリティでこのお値段、手の込んだ割烹料理が頂けるなんてそうありません。日常使いのできる日本料理”くずし割烹という新たなカテゴリーをとても楽しみました。

海外からの旅行者も多い京都、海外でも展開している和食店ということもあり、グローバルな割烹料理屋さんです。
少し予約取りづらいかもしれませんが、美味しく楽しいお店なので、ぜひ。
伺ってみてほしいお店のひとつです。

枝魯枝魯ひとしな クチコミでの評判

枝魯枝魯ひとしな 店舗情報

店名:枝魯枝魯ひとしな (ギロギロ)
住所:京都市下京区西木屋町通松原下ル難波町420-7
電話番号:075-343-7070
営業時間:17:30~23:00(L.O)
定休日:毎月最終月曜日(※6月長期休暇あり)
関連ページ:http://www.guiloguilo.com/
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つきはし つきはし