2016年2月15日 更新

烏丸二条 日本・中国・ギリシャの神が合祀!ちょっと珍スポット「薬祖神祠(じんし)」

京都にはじつにいろいろな神社がありますが、こちらは神祠(じんし)。神のほこら、やしろ。そして、一風変わっているのですが、なんと日本、中国、ギリシャ3カ国の神が合祀されています。

グローバルですね~今回は、そんな「薬祖神祠」をご紹介します。

変動する時代に臨機応変な京都人的発想の合祀

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烏丸二条をさらに西へ。こんな風に建物の間に所狭しと立地。街中の神社ですね~名前のとおり、薬にまつわる神を祀る神祠。江戸時代、二条通りは50を越す薬問屋や薬局などが並んでいました。

1858年、中国の薬神「神農(しんのう)」を祀ることがこの町衆の間で決まり、薬祖神祠が誕生。年中行事のひとつに「薬祖神祭」も行われ、大変有名だったそうです。

1864年の蛤御門の変で二条の薬業街が焼失。しかし、祭り自体は毎年とりおこなわれ、明治維新以降復興をとげ、当時欧米からも薬を輸入するように。その流れで西洋医学の祖とされるギリシャの哲学者『ヒポクラテス』も祭神に加えられるように。なんといいますか・・・臨機応変な京都人(笑)

その後、さらに巳貴命(おおなむちのみこと)、小彦名命(すくなひこなのみこと)大国主命(おおくにぬしのみこと)など日本の神様も加えられ、今に至るのが薬祖神祠というわけ。そんなにワールドワイドな神に参拝できるって、薬に関してはもうコワいもんなし!ですね。

ほこらには3国合同の神々

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ちょっとわかりづらいんですが、一の鳥居と二の鳥居の間にガラス張りの社殿。なので、これ以上奥へはいけません(驚)
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そして、その中には神農像、ヒポクラテス像、獅子舞や神輿、太鼓まで。さらに奥には祠が。ちょっと変わった造りですね。珍しい神社ですね。

薬祖神祠への口コミ

薬祖神祠 基本情報

名称
薬祖神祠
住所
京都府京都市中京区東玉屋町
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豆はな 豆はな