有名料亭仕込みの仰天コスパの本格手打ち蕎麦ランチ
山科区、滋賀県との県境にもほど近い場所。すぐ先には かつて「清水寺奥の院」とも言われた牛尾観音がある牛尾山登り口もある里山。
そんな人里離れた場所に立地する、知る人ぞ知る有名料亭『わらびの里』。市内の百貨店はもとより、全国の百貨店にも出店する有名店。こんな隠れ家的場所にあるため、その知名度低めではありますが、昔から存在する有名店。以前、上沼恵美子さんが絶賛してたのを記憶しています（笑）
こちら、料亭のエントランス。
こちら、料亭のエントランス。
その料亭の敷地内に、昨年11月に蕎麦店がオープン。今回は偵察がてら車でやってきました。もちろん駐車場完備。
店内は広々としたスペース。ガラス張りになっていて、四季折々で景観が楽しめる明るい雰囲気の空間。平日で、しかもまだまだ知名度低いのか、わりと空いてました。
落ち着いた和の雰囲気で、BGMも野鳥のさえずりだったり、季節のお花も飾られていたり。
入り口スグ横には蕎麦打ちルームもあり、この時は自動で石臼が回ってました。お蕎麦はすべて手打ちだそうです。
そしてメニュー。一通りあります。温かいものから冷たいものまで。
一品料理も。さらに持ち帰り用のお蕎麦もあります。
で、最初にこれを見て釘付けに。こんな1200円で写真通りの品数の蕎麦ランチが出てくるのか？と、ちょっと懐疑的にもなりながら。日替わり福徳セット1200円（税込）。数量限定でまだあるということで。大体1日20食くらいだそうです。友人とともに他に目もくれず、これ一択で注文。
他、鴨汁そば、そば御膳もありましたが。
他、鴨汁そば、そば御膳もありましたが。
そして、日替わりが登場。これで1200円（税込）。ささ、順を追ってご紹介。
まずは要の蕎麦。手打ちです。しかも、十割の滋賀県高島産日爪蕎麦。来店したときに出されたお茶もこの日爪蕎麦のそば茶。かなり強めの風味ありましたが。
玄蕎麦状で、少し粗びきらしくプツプツとした蕎麦の粒が見えます。で、一口。香り高いいいお蕎麦です。しかも食感や歯ざわりもいいです。
さらに蕎麦汁に漬けて。蕎麦汁は濃すぎず、上品でふんわり出汁やかえしの風味のする、蕎麦の味を引き立てる汁。かなり本格的な手打ち蕎麦。
天ぷらも揚げたて。海老、れんこん、金時人参、椎茸、ゴボウ、山菜など盛りだくさん。
衣サクサク。さらに下品にいっぱい衣をつけてないところがいい。蕎麦汁とは別に天ぷら汁が付いてるのも、またいい。上品な味わいの汁。
季節の山菜も添えられ、おそらく菜の花？と思ったんですが、茎の先部分の切り口の処理の仕方が料亭仕込み。
この量の鴨ロースがうれしい。
柔らかくジューシー。噛むほどに鴨の旨味とタレのお出汁がとても繊細。
焼き物。はじかみも添えられて。
焼き鮭ですが、驚きの西京焼き。味噌の風味が香り立つ、しかも上品な味加減。
小さいサイズながら出し巻き玉子。これもホロリと崩れる柔らかさで絶品。
料理もご飯も日によって内容がかわるそうですが、この日は鯛めし。三つ葉も添えられて。
鯛のあらのいいお出汁が出てます。味付けは控えめで鯛感が全面に出た、これも料亭仕込み。
さらに香の物。何気に京漬物の中では高級品のすぐき漬け。葉の刻み具合の細かさからも、料亭の仕事ぶりだな、と。
聞くと、こちらのお店の料理はすべて、料亭わらびの里の料理長監修。お蕎麦は毎日若手の方が手打ち。なので、すべてにおいて、料亭レベルの料理が手軽に食べられるという。
聞くと、こちらのお店の料理はすべて、料亭わらびの里の料理長監修。お蕎麦は毎日若手の方が手打ち。なので、すべてにおいて、料亭レベルの料理が手軽に食べられるという。
最後、仕上げの蕎麦湯。こちらも最後まで楽しめるように、あえて濃いめに仕上げているんだとか。旨すぎる。
食事を終えてから、料亭のお庭も見学できますよ、ということで散策。手入れの行き届いたお庭。
最初に見た、料亭の門構えの裏手。囲炉裏があり、ここで野点もされてるんですかね。野鳥や川のせせらぎなど、季節の移ろいを楽しめる空間。
さらに料亭の設えも、川沿いで数寄屋造り風になっていたり、離れもあったりで、機会あれば料亭も利用してみたいな、と思えるような素敵な雰囲気。
人里離れた場所ながら、料亭で食べるレベルの蕎麦ランチが破格の1200円。まだまだ知名度低く、平日はひっそりとしてますが、これは今すぐ行くべき驚愕ランチ。近いうちにまた行きたい、そんな大満足ランチでした。超オススメです！
ヨ～イヤサ～♪
人里離れた場所ながら、料亭で食べるレベルの蕎麦ランチが破格の1200円。まだまだ知名度低く、平日はひっそりとしてますが、これは今すぐ行くべき驚愕ランチ。近いうちにまた行きたい、そんな大満足ランチでした。超オススメです！
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