予約の段階でカウンター指定だったが、手違いで二階座敷に。
階段下には、目を引く飾りつけが。季節の花はきっとご主人のことだから、大原の山からとってこられたのでしょう(笑)摘み草料理のお店ですから。
そして、座敷にある床の間には、やはり祇園祭。
長刀鉾の掛け軸。色も涼しげ。添えられた花は、もう名残りのアジサイ。
まずは八寸。
いつも盛りだくさんなのがうれしい。もぎナスに枝豆を詰めて鉾に見立てたとのこと。他、とうもろこしは軽く味噌漬けに。とうもろこしの甘さに味噌の旨みも加わり、最強の美味しさ。
ビールから冷酒にスイッチ。
オススメということで、伏見・齋藤酒造の「英勲」。お猪口の絵柄は鉾。
こちらのスペシャリテでもある鯉の刺身。黄色い梅肉タレにつけて。
プチトマトにはもろみ感ある醤油がショーロンポーのように射込まれてました。
オクラのスライスは鉾の車輪のイメージ。
蒸した加茂茄子を田楽風に。とろんととろける食感。蒸しもいい!天盛されてるのは茄子の皮を揚げたもの。
さらにおかわりして、ニューヨーク(入浴)風(笑)梅肉と紫蘇でさっぱりとお茶漬け。
挑戦的にまたおかわりを(笑)
ここでご主人のハートに火がつき、海苔を焼き始める。
わらびを細かく切ったあと、本わさびをすり始めるご主人。
最後、高いところから注いで空気を含ませたアイスコーヒー。絶品。
カウンターに移ってからはほぼ貸切状態でゆっくりいろんな話をご主人とさせてもらい、本当に楽しいひと時。心変わりすることなくファンでいます、と心に誓い(笑)
大満足な夏の京都を丸ごといただいた気分。遅くまで、ごちそうさまでした!!
ヨ~イヤサ~♪
■店舗名
草喰なかひがし
■住所
京都府京都市左京区浄土寺石橋町32−3
■電話番号
075-752-3500
■営業時間
12:00~14:00(L.O)
18:00~21:00(L.O)
■定休日
月曜日(祝日も休み。月末の火曜日も定休日となります)
■禁煙・喫煙
完全禁煙
■駐車場
無
■詳細ページ
http://soujiki-nakahigashi.co.jp/
でも、こちらは知らなければ通り過ぎてしまいそうに、通りに溶け込んでます。銀閣寺道沿い。
スペイン料理界の巨匠エルブジは、逆にこの簡素な設えを大絶賛だったわけだが。