2018年11月21日 更新

行ってみたい全国紅葉ランキング1位に選ばれた京都屈指の名所「永観堂」

東山にある「もみじの永観堂」と謳われるほど、京都屈指の紅葉スポット。9月にもその様子をお知らせしていましたが、ようやく見頃を迎えています。

見どころたっぷり!どこを切っても絶景のミラクル紅葉

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そろそろ見頃を迎えたか、と永観堂へ。

正式名称は禅林寺。貞観5年(863)に創建。当初は密教道場で、平安時代に永観が浄土念仏を唱えて専修念仏道場となり、「永観堂」の名がついたとか。
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「秋は紅葉の永観堂」と言われるほどの名所。ここは楓の密度が濃い。だから他の名所と呼ばれるお寺より、紅葉時期には圧倒されるほど。

そして、今まさにその最盛期を迎えています。一面燃えるような赤。
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いつもいつも、エントランスだけパトロールで終わってましたが、今回はちゃんと拝観してみることに。じつは、地元民のくせに初拝観(汗)

そして、寺宝展開催期間なので拝観料1000円。ちょっとお高め。
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火除けの阿弥陀のある瑞紫殿や釈迦堂周り。途中、寺宝いろいろと拝観しつつ、境内を移動。
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唐門。天皇の使いが出入りするときに使われた勅使門。この盛り砂を踏んで身を清めたという。盛り砂自体にそんな浄化作用があるようにも思えるほど凛とした佇まい。
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御影堂周りも燃える赤。
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この先から石段があったり、山の斜面にそって上り廊下があるんですが、無理な人用にエレベーターまで完備。
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臥龍廊。山の斜面に沿って、巧みに気を組み合わせてつくられた廊下。起伏が激しく、龍の体の中を歩いているような感覚。時折紅葉を見下ろしながら。
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そして、さらに石段を上り多宝塔へ。そこから京都の街並みが一望。
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こんな高いところまで、境内があったのか!とちょっと驚き。
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そして、また御影堂へ戻りつつ、紅葉を楽しみつつ。
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放生池。紅葉の縁取りが水鏡になった池に映し出され、これ以上の絶景があろうか?というくらい息をのむ美しさ。
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永観堂境内には約3000本のもみじがあり、品種もまたさまざま。
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なので、ひとくくりに紅葉として観るだけではなく、個々の木々に目を凝らすとその色づき加減も十楓十色。
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淡いグラデーション。
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鮮やかな真紅。
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拝観料高いなと最初思いましたが、それに見合う、いやそれ以上の価値ある、他のお寺にはない見どころたっぷりのもみじの永観堂。いいタイミングで拝観できて、ホントによかった。

行ってよかった!と思える全国紅葉ランキング1位と選ばれるもの納得。おそらく、今シーズン一番行ってよかった、と思えるスポット。期待を裏切りません!いや、期待以上の絶景。

永観堂 へのツイート

詳細情報

住所:京都市左京区永観堂町48
電話番号:075-761-0007
拝観時間:午前9時 ~ 午後4時(午後5時閉門)
     ライトアップ午後5時30分 ~ 午後8時30分(午後9時閉門)
拝観料:寺宝展期間 11月3日(土) ~ 12月2日(日)
     大人1,000円、小中校生600円
    ライトアップ
     中学生以上 600円
    寺宝展以外の通常期間
     大人600円、小・中・高校生400円
詳細サイト:http://www.eikando.or.jp/
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