2018年9月15日 更新

京都 伏見の住宅街に佇む、若い大将が営む"攻める"寿司屋「志げる鮨」

京阪丹波橋駅からすぐ住宅街の一角に佇む、お若い大将が営む評判の寿司屋「志げる鮨」。季節ごとに伺いたい寿司屋なり。

丹波橋の住宅街に佇む攻める鮨屋

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お店の名前は志げる鮨。行ってみたら、こういう住宅街にあるとは思えない攻めたお寿司屋さんでした。少々気合いを入れてご紹介。
京阪丹波橋駅北口の東側(山側)階段を上がると、居酒屋のお隣にこういうお店が見えてくる。実はFBで紹介されている常連さんが居られて、非常に美味しそうだったので、思い付いたらチョコチョコ予約電話を入れていたのですが、全てNGで、ようやく訪問。 
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カウンター席が11席ほど奥に向かって並ぶお店で、一番奥で小さな子供連れのお若いご家族の常連さんが晩御飯中。一人ですが行けますかね?とカウンター席中央に陣取る。お若いご主人、それにお母様なのか2人で回されているのだ。
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超!喉が渇いていて生ビールをゴクゴク!と喜んで呑んでいると、お疲れですね~、とご主人。まだお若くトーク軽快で、聞くと色々教えてくれるのでついつい長話をしつつ。先代から引き継ぎ30年ほどのお店で、それなりに年季は入っているのですが、余計な装飾の無いスッキリした店内。
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突き出しは、麺のようにツルツルイケるいい感じのもずく。酸っぱ過ぎないのが嬉しい。
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速攻で生ビールを呑んでしまったので、日本酒をリクエスト。初めはスッキリ系から徐々に重く、と何種類か呑むことを伝えると、松の司の純米大吟醸を出して頂いたのだ。ワイングラスなんてお洒落なのですが、盛り良すぎ。一合近く入っていそうな感じ。
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お隣で土瓶蒸しが出ているのに気が付いて、後であれは頂きたいですね!とリクエストし、先に少しアテっぽいものをお願いするのだ。まずは、おおぶりの北海道産ボタンエビが2匹分。卵を抱いていてぬったりと非常に甘い。これは美味しいな!と嬉しくなるお味。あの地震の後ですがもう流通してますねえ、速いですよね、とご主人。
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お次は、アツアツのだし巻きが小鉢に乗って登場。ほっこりくつろげます。
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お次のお酒は、秋田から「ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 ひやおろし」なり。ひやおろしですか、もう秋なんですなあ。優しい酸でコレまた呑みやすいお味。
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先ほどお隣で食べておられた土瓶蒸しが登場。鱧と松茸のハーモニー。いやあ、今シーズンお初なのですが、おいしいです。
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お隣の常連さんが、食材の質問を色々されるので、そのやり取りを聞いているだけで楽しめるのだ。今日はマグロ入ってる?というと、こういう塊がデーンと。これも北海道産の1.5Kgほどの塊。ちょっと酸味は少な目ですが、なかなかイケますよ!とのこと。
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お隣に出てくると、つい「私もあれを」とお願いしてしまいますな、あはは。 確かに酸味は控えめですが程よいとろけ具合~。水分は少なめで締まったお味で美味しい。
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更に日本酒。今度は岩手から「堀の井 秋あがり 堀米 純米原酒」を出して貰う。コメの旨味しっかりのこれまたイケている一杯。(とは言え、かなり酔っ払っているのだ・・・汗汗)
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更に鱧の刺身。いやー、これもしっかり味が乗っていて非常に上質。韓国産ですが、言うことありませんな。で、お鮨を少し握ってもらおうと思ったのですが、お隣で食べておられたのに、またついつい反応。。
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今朝漬けたばかりなので若いかもですが!とご主人。なんのなんの、程よい出汁の味が乗って非常に美味しい漬けいくらの超ミニミニ丼。これも北海道から今朝ついたものだそうな。ウニも非常に上質。 本日一が実はこちら。
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で、いよいよ握り。五貫だけお願いしました。まずは小肌。程よい〆具合。サイズは若干小ぶりですが、凝縮感あり!な一品。
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先ほどのマグロ部位の食べ比べ。まずは背身の部分。非常に濃厚な赤身ですが、いやー、旨いですな。刺身よりこちらが良い。
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で、腹身部分。中トロぐらい、とのことですが、これは美味しい~。
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イシガキガイ。昔は白トリ貝って言っていた貝ですね、とご主人。程よい歯ごたえでこれまた美味しいのだ。
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カウンターの上に小ぶりの水槽があって、そこで車海老が泳いでいるのですが、その海老。半生ほどにボイルしており、これまた海老味しっかり~。いやはやバランス良好ですなあ。最後まで大満足!なりでした。。。
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〆の甘いものまで出てくるのだ。しかし、まあ、食った食った。以上で生ビー1の日本酒3と結構呑んで¥13000なり、とこの質でこの内容なので全然納得価格。自宅から徒歩10分圏内にイケているお店があることに気が付いてしまいました。多分、季節ごとにお邪魔することになりそうです。ご馳走様でした!

志げる鮨 クチコミ情報

志げる鮨 店舗情報

店名:志げる鮨
住所:京都市伏見区桃山井伊掃部西町14-6
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。