2023年2月20日 更新

【京都専門店】西陣にある創業90年漢方薬老舗☆銭湯御用達で効き目絶大「千本薬草店」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区西陣、千本下長者町下がった場所にある老舗の漢方薬店。入浴剤を求めて行ってきました。

古い老舗感漂う千本通の漢方薬局

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上京区、千本通り下長者町下がった場所にある見るからに古い佇まいのお店。聞くところによると、創業90年ほどの漢方薬老舗『千本薬草店』があります。いつもこの前を通りかかると、ちょっと怪しげな雰囲気と、せんじ薬という東洋医学的世界観に惹かれ、気になっていたお店。
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お店のショウウィンドーには市内にある古い漢方薬局と同様に、生薬の瓶や漢方薬が飾られ、さらにこちらのお店では大きな織部焼の煎じ用土瓶があり、目を引きます。実際煎じるのに使われるわけではなく、こちらは看板のような扱いの土瓶。それでも、これほどまでに大きな土瓶は珍しく、以前外国人留学生の方が購入したい!と直談判されたこともあるとか(笑)
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店内、こじんまりとしたスペースの中に、古い薬箪笥があったり、段ボールごと在庫として保管されていたり。で、今回はショウウィンドーに乾燥よもぎを見つけ、入浴剤用に買い求めようとやってきました。
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入浴剤ならよもぎ以外の生薬もブレンドされ、保温効果や効能多彩なこちち『無双湯』もオススメですよ、と女将さん。わりとざっくばらんにいろんな使い方や生薬についての説明をしてくれます。若干機関銃トークで情報量多すぎて、話についていけない場面もありましたが(笑)質問すれば詳しくなんでも教えてくださいます。
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で、乾燥よもぎであれば、国産と中国産の2種類があり、どちらも煎じて飲用もできるので、入浴剤としてもちろん安全安心の品。内容量500gで一見多めに思えますが、入浴剤として使うのでそこそこ消費するので適量だろう、と。

無双湯や乾燥よもぎは市内銭湯の薬草湯などでも活用され、よく銭湯の方も買いに来られるとか。なので、自宅にいながらにして、銭湯と同様の薬草風呂気分を味わえるとのこと。
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今回は国産の乾燥よもぎ500gを購入。価格2600円。産地は複数にまたがるブレンドだそうですが、それでも名産地のよもぎをブレントしていることは確か。
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こういった生薬を入浴剤として使う場合は、まずお茶パックのようなメッシュ状のものや不織布の袋に入れてお茶を沸かす感覚で煮出します。
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厳選された葉っぱ部分が多いということなのか、一掴み程度の量でけっこうよく成分が抽出され、このような褐色の湯とよもぎのいい香りが周辺に漂います。そして、これを湯の張ったバスタブに投入。

実際入浴しましたが、市販入浴剤と比較すると比べ物にならないほど発汗作用が秀逸。驚くほどの滝汗でサウナにも匹敵するほど。さらに入浴後の保温効果も抜群で心地よいリフレッシュ感が得られます。

まだまだ寒い日が続きますが、自宅で外湯気分を味わえ、さらに健康効果も期待できる優れもの。ぜひ、その効き目を実際体感してみてください!

詳細情報

名称:千本薬草店
場所:京都市上京区千本通下長者町下る福島町376
電話:075‐451‐2935
営業時間:11:00~18:30
定休日:日曜日
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