【京都テイクアウト】京都駅の地元民が愛す名物手づくりおにぎり「食品専門館ハーベス」

おおきに～豆はなどす☆今回は下京区、京都の玄関口京都駅構内にある食品スーパー。その中で販売する名物の手づくりおにぎりは地元民に愛される逸品。

地元民に愛されるどこか懐かしい俵型手づくりおにぎり

下京区、ご存じ京都の玄関口である京都駅。その八条口側構内西にある近鉄名店街。京都の有名な飲食店や食品店が入居するスペース。この日は京都駅前の映画館に行く前、小腹を満たす食べ物をとあるスーパーで調達しようと。

この時朝11時前ごろでしたが、驚くほど閑散ぶりの京都駅。普段はもう少し人通りもあると思いますが、蔓延防止措置による観光客の減少ゆえですかね。見違えるようです。

今回お目当てのお店はこちら。お土産物はもちろん、地元民が日常使いにもしている食品スーパー『食品専門館ハーベス』。私も京都駅散策の時、わりと立ち寄るスーパー。何か京都らしい面白い食品や品物はないか、と物色するスーパーです。

今回のお目当てはこちら。地元民の中でもファンの多い、こちらの手づくりおにぎり。
この日、映画上映時間がちょうどランチ時と重なり、映画が終わる頃には腹ペコすぎて死ぬかも、と。で、上映前に少しお腹に入れておこうと、こちらのおにぎりを思いついたわけです。

店内東側には食品一通り棚に並び、販売されています。

こちら、西側にはデリカコーナー中心。お惣菜やお弁当のパックが並び、出勤前にここでお弁当を調達する方も多数。ちょうどこのバックヤードで、どうやら調理されている様子。

今回は許可いただいて撮影しました。

今回はこちらの手づくりおにぎり。POPにも『おすすめの逸品』とあり、何気にここの名物。

というか、すごい種類でしょ？
数えると、この時18種類ありました。海苔の帯を巻いた俵型おにぎりがこちらのスタイル。下段には白飯＋具材、そして上段にはちょっと変わり種が陳列。

その種類としては、定番の鮭、梅、焼きたらこ、塩、鶏そぼろ、辛子高菜、おかか、昆布、ツナマヨ、明太子、赤しそなどなど。変わり種にはおぼろ昆布、とりめし、枝豆、ちりめん山椒赤しば入りなど。どれも大体100円程度の設定で割安。

それにしても、最近ではコンビニおにぎりが全国標準みたいになっていて、三角おにぎりが主流ですが、こちらは俵型。もともと関西圏、京都は俵型が一般的。そういえば、うちの母がつくってくれたおにぎりも俵型でした。その理由には諸説ありますが、そもそも関西のおにぎりはお弁当箱に詰める前提でつくられたため、詰めやすい形状の俵型になったというのが有力説。料亭系のお弁当に詰められたおにぎりも型押しの俵型ですからね。

で、今回は手づくりおにぎり2個とお茶を購入。
映画始まる前に食べようと思っていましたが、結局間に合わず家に持ち帰ることになり、おやつにいただきました（笑）

それにしても、なんとも郷愁ただようどこか懐かしい俵型おにぎり。しかも、この海苔の占める割合が、うちの母のおにぎりとそっくり（笑）コンビニおにぎりとはちがい、最初から海苔とご飯が一体化している、海苔はパリパリじゃないしんなりタイプです。

まずはとうがらしちりめん。ちりめんじゃこの佃煮に唐辛子が入っています。

手づくりで保存料が入ってないので、賞味期限も当日になります。

うっすら唐辛子と薄めに炊かれたちりめんじゃこ。

時折、唐辛子の辛味、そしてちりめんじゃこの風味、醤油とみりんで炊いた甘辛さ。ご飯の感じがとても家庭的。海苔は味付けタイプではない、いい海苔です。

さらに鶏めし（かしわ飯）。艶やかでいい醤油色のご飯。

んまい。これ、最初味見程度にして夜に再び食べようかと思っていましたが、つい完食してしまいました（笑）
どうやらあらかじめ甘辛く炊いた鶏肉とそのタレと一緒に炊飯されてるようで、味が均一。時折鶏肉も出てきて、おかずとご飯が一緒になっている、そんな満足感も得られます。皆好きな味ですこれ。

ランチ用にも最適ですが、おやつとして、さらに中には会社帰りに立ち寄って夕飯のお供にされる方も多いみたいです。この手づくりおにぎりだと出来合い感がないので、しれっとお皿に盛れば自分がつくったことにもなるような、そんなおにぎり（笑）普段の暮らしに寄り添う、優しい手づくりおにぎりたち。オススメです！

ヨ～イヤサ～♪