2018年10月25日更新

【京都おでんめぐり】全国区で有名な老舗出汁屋プロデュース店！変り種チーズ必食☆「麩屋町うね乃」

京都市役所前、御池から麸屋町上がった雑居ビルにある隠れ家的おでん専門店。創業明治で全国的にも有名な老舗出汁専門店が手掛けるお店。わかりづらい場所ながら、客でにぎわう人気店。

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京都屈指の老舗出汁専門店プロデュースのおでん屋さん

オープンしてからずっと気になりつつ、ようやく訪問。わりと遅い時間帯でした。

御池通りから麩屋町上がった場所にある雑居ビル。グーグルで検索しながら来ましたが、目的地周辺になっても、最初どこだかわからずウロウロしてました。看板らしいものもないし。

このビルの１階。わりと古めの昭和感すら漂うビルの奥へ。

手がかり、これだけ（笑）
そういえば、同じ系列のうどん店も同じ店名プレートでした。ここが、その目的地。

明治36年創業の老舗出汁専門店。もしかしたら、地元民より東京やその他の地域の方によく知られるお店かもしれません。京都のアンテナショップや百貨店では、こちらの出汁パックをよく見かけるので。

三条　創業明治36年老舗だし専門店の京風うどん店「仁王門うね乃」【グルメ】 - Kyotopi [キョウトピ] 京都がもっと”好き”になる。

関連記事になります。併せてご参照ください。

9時過ぎごろでしたが、来店した時は満席でちょっとだけ待ちました。人気店ですね。この時は女性客が多めで、とてもにぎわっていました。

店内はL字カウンター20席のみのこじんまりとしたスペース。シンプルな内装で、若干和の設えも。

壁にはおでん種メニューが並んでいます。

ドリンクメニューはこんなラインナップ。

おでん種。壁の表示にはなかったメニューもあります。

他一品メニュー。さすがだし専門店ということで、鰹節けずり器があり、メニューにも削りたてオカカも。基本的にホットメニューはおでんのみ。そんな構成。

カツオですかね（笑）

まずは飲み物。
スパークリングワインとレモンサワーでスタート。わりとしっかりとしたワインでした。

当然、おでん注文。まずは、大根、たまご、ポテトサラダ。

すると、おでん皿とは別に出汁の入った小皿が添えられ、これを取り皿に、と。
この時点で出汁だけ味見しましたが、薄色ながらしっかり出汁感効いてきて、滋味深いようなやさしい味わい。

大根、均一にお出汁が染みていて適度に硬さもある、いいフォルム。おぼろ昆布をまとわせて、旨味増量で。昆布の相乗効果でアテ的存在感もアリアリ。

ポテトサラダ。
注文した際、どんな具合にポテサラがなっているのか興味津々だったのですが、一見魚のすり身のてんぷら。中を割ると、ポテサラが登場。

具材、蛸も入ってましたかね。魚のすり身、ポテサラ、出汁と、いろんな味がミックスされて、面白いおでん種。

さらに、客のほとんどが注文していた、カチョカバロチーズ。
カウンター内にレンガ造りのコンロスペースがあるんですが、ここで一旦フライパンでチーズを焼きます。その隣にはおでん鍋があり。

これがチーズおでん。おでん出汁で満たされた焼き目のついたチーズがひたひたに。

引き上げると、トロンととろけて切れてしまうんですが、それを逃さず口の中へ。
これ、サイコーです。和出汁とチーズの相性抜群。これがあるからスパークリングワインなんだな、と。クセになる美味しさ。

で、お酒がなくなり、冷やで新潟の笹祝酒造の純米酒「竹林爽風」。伝説の酒米｢亀の尾｣と新潟産｢雪の精｣で醸した特別本醸造｡爽やかな飲み口。

スパークリングもいいが、やはりおでんには日本酒。

追加して、たまねぎ、飛龍頭、鶏つみれ。

鶏つみれ、わりと生姜が効いていて、さらに具材に蓮根でしたかね。食感よく、鶏の旨味を出汁が引き立てる。

どこかのお豆腐屋さんのものかと思ってたら、自家製の飛龍頭。
具材がリッチ。ゆり根、ぎんなん、椎茸、キクラゲ、人参などふんだんに。

手間がかかってますね。自家製とは。ほろりと崩れる柔らかさ。出汁がしみしみに絡んで、いい具合です。

今回はこれで会計6500円ほど。老舗の上品なお出汁が効いた、クオリティ高いおでん。次回は〆の麺まで頂きたいほど。

ヨ～イヤサ～♪

麩屋町うね乃　への口コミ

久々どすが、麸屋町御池上がったとこに麸屋町うね乃いうお出汁のためのおでん屋さんがあるんどすわ。ここの何が美味しいて、出汁屋さんがやってはるんどすわ。
店に入るとカツオの出汁が充満した空間に入り込んでもう全身でカツオ出汁の旨さを味わえますわ。
出汁のための出汁による出汁ですわ。 pic.twitter.com/chPmdZcVSA
— 鳩屋 (@haya_rt) 2018年7月28日