2021年10月2日 更新

【京都の花】毎年恒例『藤袴祭』一部開催☆銭湯では今月26日藤袴湯も「革堂行願寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区寺町丸太町下がった場所にあるお寺。毎年秋に開催される藤袴祭が一部実施。

秋の七草『藤袴』の恒例イベント一部開催

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上京区、寺町竹屋町上がった場所にある天台宗寺院『革堂行願寺』。西国三十三ヶ所めぐり十九番札所にあたります。

平安初期、行円上人が開基。当時は一条小川に創建され、現在でも京都御苑の西方に革堂町、革堂仲之町、革堂西町の町名が残る。
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その後、豊臣秀吉の都市計画のため、天正18年(1590年)に寺町荒神口に移転。さらに大火により、現在の場所に移転。

かつて行円は狩猟を業としていたが、身ごもる母鹿を射た際お腹から子鹿が誕生し、その殺生を悔いて仏門に入ったと伝わる。その時の鹿革を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も『革堂』と呼ばれるようになったとか。
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寺町通りを歩いていて、ふと見ると藤袴の鉢植えが見え、立ち寄ってみました。藤袴は万葉集でも詠まれた秋の七草の一つ。現在、固有種の絶滅が危惧され、藤袴の魅力を広めるとともに、その保全を主導する源氏藤袴会が活動中。(https://kyotofujibakama.com/) 

そして、毎年恒例源氏藤袴会主催による『藤袴祭』がこの時期開催されますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大予防のため休止と聞いていました。
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ですが、その会場となる革堂行願寺ではうれしいことにこうして境内に咲き誇っています。
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当初、藤袴祭を開催すべく、こうしてフライヤーも作成されていましたが、緊急事態宣言不測の延長により、HP上では藤袴の展示の中止を告知されていました。ですが、非常事態宣言が解除となった今、このように藤袴が展示。お寺の方にうかがうと、展示等一部は開催の方向で進んでいるようです。
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境内にはなんとも慎ましく、そして秋の七草にふさわしいのどかな風景を演出している藤袴。
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境内にはネコが2匹ほどいました。
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人懐っこいネコちゃんで、ちょっとネコ語で語り掛けると警戒することなくすり寄ってきて、お腹を出して撫でて撫でて~と催促されるがままにお腹をさすると、ブクブクと気持ちよさそうな鳴き声を発していました(笑)ぐうかわ
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藤袴以外にも秋らしい植物、コムラサキも。鮮やかな紫色の実がなんとも雅やかでもあり。
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本堂のお参りを終え、ふと見ると珍しいものを発見。京都産藤袴の匂袋や入浴剤、コスメまであります。昨年咲いた花を再利用し、こうして香りを楽しむグッズを販売。
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実際、匂袋100円、入浴剤200円を購入してみました。
香りを何かに例えると、うっすらヨモギのようでもあり、笹のようでもあり、草を乾燥させた素朴な香り。強烈な香りというよりは、穏やかな秋草の香りを想像してみてください。なんとも贅沢に秋を満喫できる入浴剤でもあり。
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こちらは以前お寺でいただいた御朱印ですが、各種あり。
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さらに境内の奥にある楼鐘あたり。
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こちらにも藤袴の鉢植えが多数展示。
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藤袴にはマダラチョウが時折舞い降り、街中とは思えないような風景。
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今回予定されていた藤袴祭の中の企画、周辺にある銭湯『玉の湯』『桜湯』で10月26日風呂の日に藤袴の湯を実施されるとか。おそらく境内にある入浴剤と同じお湯が楽しめる趣向。なかなか体験できない入浴剤ですよね。お湯に浸りながら秋の花を感じられる、そんか企画湯。境内の藤袴鑑賞とともに、この季節ならではの藤袴をご堪能あれ!

詳細情報

名称:革堂行願寺
場所:京都市中京区 竹屋町上ル行願寺門前町17
電話:075‐211‐2770
公式サイト:https://kaudau.jp/
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