2025年7月26日 更新

昼過ぎに開店!自然派ワインとヨーロッパのお料理、お菓子を「bouillon(ブイヨン)」

左京区吉田エリア、京都大学近くにオープンした自然派ワインとヨーロッパ地方のお料理、お菓子が楽しめる「bouillon(ブイヨン)」で、昼飲みなり。

昼過ぎから自然派ワインとヨーロッパ地方のお料理が楽しめる

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荒神口から川端を経て、滋賀へと続く古道、「志賀越道」。荒神橋東詰の一筋上から志賀越道を東に入って、220mのところに、こういうお店が見えてくるわけで。

お店の名前は「bouillon」(ブイヨン)。またまたネットを彷徨っていて発見したお店なのですが、2025年4月オープン。
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ナチュールワインとヨーロッパ地方のお料理とお菓子を出すお店らしく、お店のインスタを見て、これは行くでしょう!と即断即決。で、14:00オープンで夜のみ予約設定。立ち飲み席もあるようで、それならとりあえず飛び込みで行ってみよう!とアタックを掛けたわけで。我々が本日一組目でした。食べる気満々なので、6席あるカウンター席に入れてもらう。
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京都御苑を西から東に横断してきたので、それなりに喉が渇いていて、まずは「サッポロ赤星(中)をお願いし、何が食べられるのかなあ?とお料理の質問をしつつ決めることに。
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こういう黒板メニューがスタンバイしているわけで。お料理の種類から見れば、フレンチ要素が多そうで、且つお菓子類がなんだか超豊富で・・・
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今日の限定メニューがこちらで、色々試行錯誤されている真っ最中!というような。イタリアンメニューもあり、オレキエッテ(コイン型のショートパスタ)、それにピチ(太目で丸麺の手打ちパスタ)もスタンバっているので、お酒に合うものを色々出しつつ、〆迄しっかり!な方針だとお見受けしました。しかし、このメニューラインナップを14時からやっちゃうのだなあ!と言う感動&変態度がありますな。 お二人運営ですし。

とりあえず、野菜系の前菜はフルセットでお願いし、3皿見当ぐらいで更に悩むのですが、相方から「ブータンノアールは食べたい!」の一言で2皿は決定。
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で、野菜系前菜が登場~。ゼロ時の方向から時計回りで、「トマトのマリネ」、「赤キャベツのラペ」、「コリンキーのピクルス」、「お豆のくたくた」、「ズッキーニのアラビアータ」、中央が「根セロリのレムラード(ハーブ入りマヨ和え)」という健康健全な一品。カボチャのコリンキーをピクルスにするのはアリなのだ!と言う発見あり。
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パンも自家製で、ライ麦パンでした。食事パンとして非常にちゃんとしております~!な¥400/2切れなり。ズッキーニのしっかりトマト味やお豆のくたくたの優しいお味がパンに良く合います。
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グラスワインが色々スタンバっているらしいので、ワタシは白を、相方は軽めの赤をお願いする。こちらはワタシチョイスの伊ベネトの白「Angiolino Maule Pic」なり。イタリアンの自然派ワインのお店でよく見かけるアイテムですが、ガルガーネガ100%で、ま、間違いのないお味~。グラスワイン単価は確認していないのですが¥1000~¥1500ぐらいではないかと思います。
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キッチン内でお料理を作りながら並行して、色々仕込みが進行しているのを見ているのが楽しいわけで。こちらは奥側の4人テーブル。予約は17時以降のみ受け付けているようです。
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野菜料理でどんどんワインが進みまして、ワタシは追加でしっかり目の白をお願いする。伊ウンブリアのオレンジワインで「Margò Fiero Bianco Grechetto Umbria 2022」なり。トレッビアーノ100%ですが、これはサッパリ軽やか系赤より、全然深みとまろみのあるウマー!な一品。(本日一ワインがこちらでした)
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相方は更に赤をチョイス。伊ヴェネトから「Cabernere Il Moralizzatore 2018」なり。カベルネソーヴィニオン主体でメルロー等も加えたものですが、結構しっかり目で美味しかったような!

で、お次が多分、このお店で現在スペシャリテですかね・・・
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こちらです。「生ハムとフレッシュチーズのフレンチクルーラー」¥1400なり。仕込みから見ていた揚げたてフワフワのドーナッツに、クリームチーズを乗せて、生ハムをシッカリ量、更にたっぷりとメープルシロップ!という、おっさんも喜ぶ甘じょっぱ系お料理で見事なワインのアテ。いやー、これは美味しい。メープルシロップとクリームチーズが残るのでパンでお皿をピカピカに磨くわけで。もちょっとお安いと嬉しいんですが、一度食べると、これは間違いなく注文しちゃうなあ!と思う一品。
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で、ワタシも赤ワインにスイッチしようとしたらお隣のお姉さんがロゼを抜栓してもらっていたので、ワタシも参加。伊アブルッツオから「De Fermo Concrete Rosato 2022」なり。モンテプルチアーノ100%ですが、これは明快元気な感じで美味しかったです。
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で、実は相方が、大大大大大好物な「ブータンノアールとポムピュレ」¥2400なり。多分、我々が大阪でフレンチを食べ始めるきっかけになったビストロ料理で、豚の血のソーセージなのですが、京都では出すお店が非常に少ないので嬉しいわけで。かなり大きめのしっかりサイズでニッコリ。
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ほぼ文句のつけようがないスパイスの効き具合。硬さも理想的。相方的にはリンゴジャムを添えて欲しかった~!らしいのですが、ポムピュレ(マッシュポテト)の固さも我々好みで、バッチリでした。いやはや大満足。

お菓子類も色々あるのですが、流石に虎屋茶寮からの梯子なので、今日はこの辺でお開き!ということに。
結局、昼間っから瓶ビール1、グラスワイン各種5杯で¥15000というお支払い。お酒の内容が良いので無問題ですな。次回は是非、甘いものを順次制覇したい!と言う感想。通し営業なので、またこういう時間帯に来ると思います~、御馳走様。

店舗情報

店名:bouillon(ブイヨン)
住所:京都市左京区吉田橘町34−9
営業時間:14:00~21:00(予約は17:00〜)
定休日:水曜、木曜、不定休
https://www.instagram.com/bouillon_kyoto/
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