2020年4月23日 更新

学生たちが”おもてなし”「3日間で1200年in坂本」☆伝教大師最澄1200年魅力交流 学生コラボプロジェクト【後編】

京都・滋賀の大学生が主体となった伝教大師最澄1200年魅力交流イベント☆滋賀院門跡で行われた2日目は、「食の魅力交流」として学生たちが企画・準備した精進料理で地域の方をおもてなしするというイベントでした☆

食の魅力交流〜精進料理のふるまい〜

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伝教大師最澄1200年魅力交流委員会の取り組みのひとつとして、大学コラボプロジェクトのメンバーが主体となったイベント「3日間で1200年in坂本」が2月22日(土)から3日間開催されました。

学生たちが約1年間、様々な交流を重ねてきた比叡山坂本で、1200年分の3日間だけでも実際の歴史伝承のまちの住人となる実体験に挑戦するもの。
参加メンバーは賛同した滋賀・京都などの大学生と、外国人留学生を含む18名。

まず1日目は比叡山延暦寺の修行道場のひとつ法華堂にて「坐禅止観(修行)」と延暦寺会館での「食の修行」。
2日目には1200年間伝承されてきたとされる精進料理で地域の方をおもてなしをするというプログラム。

1日目の【前編】に引き続き、【後編】として2日目をレポートします。
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”おもてなし”本番に向けて

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2日目は滋賀院門跡にて。
約1年間、このプロジェクトで地域と交流を重ねてきた大学生メンバーが、1200年間伝承されてきたとされる精進料理で地域の方をおもてなしするという企画です。

夕方からの開催に向けて、精進料理の調理や、会場の設営・運営に取り組みます。
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当日の案内パンフレット。
学生たちのこの手作り感、良いですね。
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ふるまいの食事会は二部構成に分かれ、第一部では1日目の「食の修行」同様に一汁一菜。
第二部では趣向を凝らしたオリジナル精進料理を提供されます。

この第二部のメニューはとても興味深いですね。
”精進料理”はこれだけ幅広い発想を取り入れられるジャンルなんですね。

「普段は捨ててしまいがちな所も余すことなく」も魅力的なフレーズです。
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【精進料理メニュー考案】川崎福昌寺副住職飯沼康祐師(いいぬまこうゆう)

1982年生まれ。神奈川県出身。天台宗福昌寺副住職。19歳の夏に比叡山延暦寺で出家得度。大正大学在学中に食を通じた布教を志す。
卒業後、都内飲食店で料理修業をしながら調理師免許を取得。現在お寺を中心に各地で精進料理会を開催している。2013年、「ダライ・ラマ法王と若手宗教者100人の対話」でも料理を振舞う。著書に『簡単!お寺ご飯心もカラダもきれいになる』(徳間書店)がある。

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お茶の淹れ方を教わる学生たち。
こうした場面が自然発生的に生まれ、また自然に人が集まってくる。
理想的な”学びの場”ですね。
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本番に向けて最終確認。
未決の案件が出てきても緊張感は特になく、あくまで和やかに。(笑)
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大忙しになる本番前にそれぞれのセクションリーダーにインタビュー。
淀みなく、素晴らしい受け答えに感動します。(笑)
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”おもてなし”の時間

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そろそろ招待客がいらっしゃる時間。

なんとも味わい深い案内サインです。(笑)
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開会のご挨拶。
前日の比叡山延暦寺での修行に引き続き、ここ滋賀院門跡での食事会の準備。
ようやくここまで来た、という感じです。
本番を迎えたこのタイミングで、もうすでに晴れやかな表情ですね。
とても和やかな雰囲気です。
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第一部の給仕は学生自ら行います。
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”開宴”といきたいところですが、第一部は前日の「斎食儀(さいじきぎ)」と同様、静かに時間が進みます。

取材撮影はここまでで、この後第二部の交流会へ移行しました。
ここでは飯沼康祐師が考案した献立を、学生たちと協力して作り上げた「オリジナル精進料理」がふるまわれました。
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【第一部】お膳の食(一汁一菜)
日吉茶と里芋のおかゆ・風呂吹き大根のお吸い物・沢庵、かぶの塩漬け
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【第二部】交流会(オリジナル精進料理)
比叡とろ湯葉と出汁がらのオイル煮・茶殻おにぎり・スパゲティミートソースもどき・鰻もどき丼・キノコ味噌のコロッケ・コンフィオイルのサラダに湯葉のつけ焼きのせ
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2日間、興味深い取材をさせていただきました。
学生さんたち相手だからでしょうか?「修行」という言葉からくる厳しいイメージはほどんどなく、終始和やかな雰囲気の中、過ごさせていただきました。

1日目の座禅止観の説明を聞きながら、とてもやってみたく思いましたし、2日目のオリジナル精進料理もほんといただいてみたい!(笑)
違う機会でこういう催しがあればぜひ参加してみたいと思います。

「命をいただく有り難み」の精神は日常の食事に取り入れたいですね。
ありがとうございました。

「伝教大師最澄1200年魅力交流 学生コラボプロジェクト」とは

「伝教大師最澄1200年魅力交流 学生コラボプロジェクト」は天台宗祖・最澄により1200年もの間伝承されてきた魅力を次の1200年に伝え続けていくことを目標として、大学生活の今だからこそ出来る社会貢献や、日本文化の価値の再発見とその魅力の発信に取り組んでいます。
参加学生はこの取組に興味のある大学生が自主的に参加し、テーマや目的に分けたワーキングや専門家を交えた意見交換による企画や商品づくり、また文化や歴史を伝承されている方々のインタビューや交流、委員会委員や経済人文化人の方々との対話やフォーラムへの参加など様々な形で日本文化や信仰について考えまた発信する活動を進めています。

「3日間で1200年in坂本」2日目実施概要

令和2年2月23日(日)「食の魅力交流〜精進料理のふるまい〜」  

  場所:滋賀院門跡  滋賀県大津市坂本4-6-1
     
1,料理の準備〜盛り付け
  
  時間:12:30〜16:00
  
2,【第一部】お膳の食(一汁一菜)
  
  時間:17:30〜18:10
   ・日吉茶と里芋のおかゆ・風呂吹き大根のお吸い物・漬物

  【第二部】交流会(オリジナル精進料理)
  時間:18:30〜20:30
    ・比叡とろ湯葉と出汁がらのオイル煮・スパゲティ精進ミートソース・精進鰻丼等、8品程

●地場仰木野菜と棚田米による精進料理を地元の方々にふるまい交流します。
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千恋し 千恋し

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