2023年7月30日 更新

【京都山登り】夏の風物詩☆愛宕神社『千日詣』を最短ルートで!夜間参拝4年ぶり再開☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都夏の風物詩、料理人の信仰も厚く、台所に貼る『火廼要慎』のお札でもよく知られてる愛宕神社の4年ぶり再開『千日詣』を時短ルートで。

体力に自信のない方に朗報の時短コースの千日詣

京都の北西にそびえる霊山・愛宕山。その山中にある愛宕神社は火伏せの神様として、料理人の信仰も厚く、台所に貼る『火廼要慎』のお札でもよく知られています。中でも7月31日の夜半に参拝する『千日詣』は京都夏の風物詩として知られ、多くの参拝者が毎年1000日分の御利益をいただこうと夜登山に励みます。しばらくコロナ禍のため夜間参拝は中止されていました、今年4年ぶりに再開。

今年の7月31日は月曜日にあたり、夜半参拝はちょっと都合悪く、祭禮日7/23朝〜8/1早朝迄の期間に参拝することに。それでもこの期間中なら御利益がいただけます。
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で、例年は王道の登山口、表参道から愛宕神社を目指しているのですが、今年は強烈な猛暑。できるだけ身体ダメージを少なくしたいと思い、以前から気になっていた最短コースと呼ばれる、水尾分かれ経由のルートで行くことに。

まずはJR保津峡駅に到着。保津峡の上、谷底には大堰川が流れ、高所恐怖症の人ならチビりそうな立地に駅があります(笑)映画『蒲田行進曲』のロケ地でもあり。
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駅は無人になっており、併設にトイレがあります。愛宕山を目指す人はここが最終のトイレになります。
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そのすぐ向かいに水尾自治体バスのバス停。運休日が火・金曜日、年末年始、お盆で、1日の運行本数も限られていますが、時刻表にあわせて登山スケジュールを立てれば、効率よく時短できます。
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バスは10分ほどかけて山道を走り、水尾へ。柚子の里として知られる水尾地区には、山の傾斜を利用し、柚子の木が植えられ、この時青柚子が順調に生育している様子。
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集落を分け入り、愛宕神社コースへ。
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途中までアスファルトの道が続き、砂利道に代わり、登山の開始。ここまで道標があるので迷うことはありません。
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途中、鹿の死骸に遭遇したり野趣あふれる光景にも遭遇。
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表参道には手書きの道標が設置されていましたが、こちらはわりとしっかりとした標語付きの札になっています(笑)
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途中、位置確認のマップも。
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表参道は階段状の山道になっているのが特徴ですが、こちらは基本山の側面に同じ斜度の道が続きます。杉林の木陰の中で涼しくはありますが、アップダウンなく景観もさほど変わりなく、淡々と続きます。なので、山登りの醍醐味を重視したい人には不向きなコースかもしれませんが、とにかく時短優先の人にとってはいいコース。
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そして表参道に合流し、水尾分かれの休憩所に到着。ここまでのタイムコース1時間ほど。表参道の序盤のような急登もなく疲労度としては少なめな印象です。ここからはいつもの表参道コースを行きます。
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夜間参拝用の電球がすでに頭上に準備されていました。夜間参拝を予定されてる方は、この明かり以外に懐中電灯やヘッドライト等を持参されたほうが歩きやすいですね。

ここからは参拝客とすれ違うたび、「おのぼりやす~」「おくだりやす~」と互いを激励する挨拶を交わしつつ進み、千日詣らしい風情に。
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途中、亀岡市内が一望でき、手前にサンガスタジアムが見えます。
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そこから山頂まであと少し!の目印となる黒門。かつては神仏習合の山だったため、この辺りにお寺や宿坊もあったんだとか。
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黒門からは石段が続き、あっという間に石塔並ぶ愛宕神社へ。
時短でやってきてまだ10時前。涼しく快適で、いつもこの周辺で持参弁当を広げる人多数ですが、朝だったのでまだ少なめ。ここからは京都市内が一望。
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いつもの表参道なら3時間弱かかって到着する愛宕神社ですが、このコースで大体1時間半。かなりの時短になりました。
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全国に約900社を数える愛宕神社の本社。京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座。 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、全国から参拝者が絶えず、特に飲食店関係者の方はこぞって参拝。千日詣期間ということで、たくさんの提灯が奉納されていました。

ここから本社参拝。古いお札も納めます。
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千日詣らしく、青々とした樒(しきみ)も用意され、京の酒どころとして知られる伏見の酒蔵・山本本家の神聖が御神酒に。山頂で酔いが回るの早そうですが、少量だけいただきました(笑)
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そして、お目当ての火廼要慎のお札とこの千日詣限定の御朱印をいただきに授与所へ。
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通常の御朱印もバリエーション豊かにいろいろあります。戦国武将・明智光秀が本能寺の変の前の必勝祈願に訪れた神社としても知られゆかりあるため、光秀公御朱印もあります。
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こちらが限定御朱印。千日詣以外に、正月三ヶ日、月次祭(毎月23日)にも頂ける御朱印。
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無事、御朱印と火廼要慎のお札いただきました。
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登っている途中、下ってくる参拝客が涼しさのお裾分けのようにうちわで扇いでくれたりしてましたが、このうちわだったのか!と。千日詣限定うちわ。
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早々に下山開始。表参道はいつもの手書きの道標。その内容も笑かすものもあり、疲労が癒えます(笑)
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で、膝ダメージ負いつつ参道口到着。
結果、登り1時間半、下り2時間ほどでトータル3時間半の千日詣。通常よりかなり疲労度少なく参拝。

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この日も下界はかなりの猛暑で、清滝川の清流で水遊びする家族多数でした。

今回は行きに水尾自治体バスを利用した時短ルートを使いましたが、体力に自信がなかったり暑さに弱い方にはオススメ。あまり無理をせず、御利益をいただきたい方はぜひご参考に!

詳細情報

名称:愛宕神社
場所:京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1
電話番号:075-861-0658
関連サイト:http://atagojinjya.jp/
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