2021年12月26日 更新

【無料施設】京都が生んだ偉大な野球選手博物館☆「野村克也ベースボールギャラリー」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府京丹後市網野町にある博物館。日本のプロ野球界に偉大な功績を残した京都出身・野村克也さんの無料ギャラリー。

京都が生んだ偉大なプロ野球選手

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京都府京丹後市網野町。
丹後方面に行く機会があればぜひ立ち寄りたい、と思っていた場所。昨年お亡くなりになられた元プロ野球監督であり、選手でもあった野村克也さん。『ノムさん』の愛称で知られ、その歯に衣着せぬもの言いやボヤキでおなじみだった人物。
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その野村監督の出身地である網野町に丹後地域地場産業振興センター『アミティ丹後』があり、その館内に『野村克也ベースボールギャラリー』という無料博物館があります。
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館内手前には地域の特産品を販売し、その奥にギャラリーがあります。
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1935年(昭和10年)、京都府竹野郡網野町の食料品店を営む家庭に誕生した野村さんは、幼少期に戦争で父を亡くし、その時代丹後ちりめん産業で栄える裕福な家庭が周りに多い中、極貧の青年期を過ごしアルバイトで家計を助けながら中学2年から野球をはじめ、その才能を開花。京都府立峰山高校野球部時代に当時南海ホークスの監督からスカウトがあり、テスト生として入団。
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そこから華々しい成績を残し、戦後初の三冠王に。その後、ロッテオリオンズ、西武ライオンズの選手時代を経て、野球解説から監督コーチ業へ転身。南海ホークス 、ヤクルトスワローズ 、阪神タイガース 、シダックス 、東北楽天ゴールデンイーグルスにおいて、好成績やリーグ優勝へとチームを導いた経験も。
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以前、このギャラリーのオープニング式典にも来られた野村監督。当時の映像も館内で見られます。
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時代を感じさせますが、王選手や長嶋選手と撮影された写真も。
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プロ野球選手時代の成績。
私にとっては監督時代しかほとんど知らない野村さんですが、選手時代いずれも上位の記録を残し、日本の野球界において偉大な功績を残した人物であったことがわかります。
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何より驚いたのが峰山高校1年の頃に書かれた野村さんの作文。
家庭が貧しく大学へ進学することが選択肢になかったものの、かなり頭脳明晰だったんだろうな、ということがその文面や筆跡からわかります。
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そして、館内ではギャラリーにちなんで『ノムさんのボヤキせんべい』を絶賛販売中。
なんといいますか、ボヤキがウリになるとは(笑)

館内には野球生活時代中心の展示ですが、名選手、名監督でありながらプライベートな面では妻・沙知代さんとともに歩んだ破天荒な生きざまも興味深く、個人的に魅かれる部分でもあります(笑)ぜひ、お立ちよりください!

詳細情報

名称:野村克也ベースボールギャラリー
場所:京都府京丹後市網野町網野367番地 丹後地域地場産業振興センター(アミティ丹後)内
電話:0772‐72‐5261
入館料:無料
開館時間:9:00~17:00
休館日:12月31日・1月1日・2日(午前中)年末年始以外は毎日開館
公式サイト:http://tango.jibasan.jp/baseball.html#
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