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文豪・谷崎潤一郎の長編小説「細雪」は、大阪の旧家を舞台に四姉妹の生活を綴った長編小説で、谷崎潤一郎の代表作とも言われています。「細雪」では京都への花見のシーンが美しく綴られており、読む者を惹きつけます。 今回、筆ペン画家・最先端星人が「細雪」の京都のお花見エリアを聖地巡礼してきました。 いつもより長い記事ではありますが、最後までお付き合いのほどお願いします。
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Kyotopi (キョウトピ)
物語の中でマキオカ姉妹は、桜の季節が来るのを毎年楽しみにしており、必ず京都の桜を見に行っている。
京都へ花見に訪れるシーンが綴られているが、読んでいるとその美しい情景が目に浮かび、まるで自分も一緒に花見をしているような気分になる。
今回、筆ペン画家・最先端星人が、4月上旬の桜の季節にマキオカ姉妹が訪れた京都を、物語と同じ流れで歩いてきました。
広沢池から始まり、大沢池、大覚寺、清凉寺、法輪寺、竹林の小径などを経て、平安神宮の神苑まで行ってきました。
そのため今回の記事は、長編小説「細雪」と同じく長編となり、「前編」・「後編」に分けてレポートします。
桜の季節は終わりましたが、ぜひ「細雪」のマキオカ姉妹と共にお花見をしたイメージで、記事をお読みいただけると嬉しいです。