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合格祈願なら『北野天満宮』
『北野天満宮』は全国に約1万2000社ある天満宮の総本社です。幼い頃から学業に励み、天才と言われた菅原道真を祀っています。全国から受験生がこぞって合格祈願に訪れていて、芸能や厄除けの神様としても有名です。約1,500本の咲き競う梅やモミジも見どころの1つです。
師走には、京都の風物詩・楼門のジャンボ絵馬を見ることもできます。
師走には、京都の風物詩・楼門のジャンボ絵馬を見ることもできます。
「三光門」
本殿と本殿前の中門である「三光門」は豊臣秀頼が造営したものです。太陽・月・星の彫刻があることから「三光門」と呼ばれていますが、実際には星がありません。これは『北野天満宮』の七不思議の一つ「星欠けの三光門」に数えられていて、「三光門」の真上に北極星が輝いていたためだと言われています。
「天満宮」という勅額は御西天皇の御宸筆です。
本殿
本殿も豊臣秀頼が造営し豪華絢爛。そして権現造り。権現造りとは神社建築の1種で八幡造のように寄棟、平入の本殿と拝殿の間に石の間を置いていますが、それぞれ広さが異なるためより複雑な造りとなっています。
実は私が1番不思議に思ったのは本殿です。多くの神社では参道の正面にそびえ立っていますが、こちらでは地主社が立っていました。本殿は西にあり、曲がらなくてはいけません。元々この地に地主神社があったことが理由だそうですが、こちらも七不思議の一つだそうです。これから行かれる方は是非、七不思議巡りもお楽しみください。
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