2019年7月30日 更新

まさに神業!神社・お祭りを縁の下で支える神祭具職人による、限定イベントを紹介!【京の夏の旅】

全国の神社・お祭りなどを縁の下で支える工房が教える、ミニ折敷づくり体験

まさに神業!

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多くの方が、一度は訪れたことのある神社やお祭り。細部まで丁寧に精巧な技術でつくられたお社やお神輿をみて感動されたこともあるのではないでしょうか。
このような、神様へのお供え物をのせる台や神棚など神社に関する木工品をはじめ、お祭りで登場するお神輿などを神祭具(しんさいぐ)といい、この神祭具をつくる職人さんを神具指物師(しんぐさしものし)といいます。

お神輿のような大掛かりなものまで手掛ける「牧神祭具店」において、この夏、工房見学や制作実演、自分だけのミニ折敷(おしき)を制作するワークショップイベントを開催します。

ご案内してくれるのは、牧神祭具店 の牧 圭太朗さん。
圭太朗さんは、祖父・父に師事して伝統技法を受け継ぎ神宝殿内調度品木具・神棚・地蔵堂などの制作・修復に携わる、4代目 神具指物師です。
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このイベントのみどころは、金釘を使わない伝統的な木工技法を間近で見られること。湿度で木が膨張することなども計算されたうえで組み込んでつくられる技は、まさに神業!
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また、木そのもので出来た型枠や、一本の棒に記された複数の目印だけで神祭具を完成させることができる設計図にも驚かされます。
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壁面に並べられた鉋(かんな)や鋸(のこ)なども、とにかくみどころがいっぱい!
代々続いてきた牧神祭具店だからこそ、いまも大切に受け継がれています。

さらに、ワークショップでは、ミニ折敷を制作。
折敷とは、薄い板に縁をつけた正方形の盆のことで、制作する素木(しらき)のものは、神様へのお供え・神饌(しんせん)をのせるために用いてきたものです。この夏の大切な思い出とともに、是非ご自身へのお土産にしてみてはいかがでしょうか。
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アクセサリーや小物入れにぴったりなサイズです。(約10cm×10㎝・高さ約3㎝)

イベント概要

開催日:8月31日(土)、9月21日(土)・28日(土)
時 間:10:30~12:00頃(所要時間 約1時間30分)
会 場:牧神祭具店
住 所:京都市上京区甲斐守町 上長者町通油小路西入甲斐守町121−9
定 員:各日10名
料 金:各日3,500円
内 容:・ミニ折敷の制作
・祇園祭とお神輿に関するお話(行事のお話)
・工房見学
・実演
問合せ:京都市観光協会 075-213-1717(10:00~18:00)
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