2019年7月28日 更新

【2019祇園祭後祭】華やかで艶やかな花笠巡行。令和元年は四花街が参加し、舞踊奉納は更に華やかでした♪

梅雨が明けた日に行われた祇園祭後祭の花笠巡行。昨年は酷暑のため中止となり残念でしたが、今年は祇園祭創始1150年を奉祝して四花街が巡行し、舞踊奉納されました。

2年ぶりの開催!花笠巡行

花笠巡行は昭和41年に後祭が喪失したため、山鉾巡行に代わるものとしてはじめられたのが花笠巡行です。
2014年からは、後祭山鉾巡行とほぼ同時に行われるようになりました。

巡行の行列は、八坂神社から市役所付近御旅所を巡って八坂神社へと帰ってきます。
子供たちの太鼓やお神輿や鷺踊、芸舞妓さんなどを載せた曳車などが参加されており、
総勢約1000人の行列が京の街を彩ります。

昨年は酷暑のため、色々な配慮から中止となり残念でしたが、
今年は祇園祭創始1150年を奉祝して四花街が巡行し、舞踊奉納されました。

八坂神社石段下から花笠巡行のスタート

 (159633)

 (159634)

子供たちの太鼓の音が響きます。
力強く、活気に溢れていました。
 (159635)

巫女さんの衣装が素敵な神饌行列です。
華やかな雰囲気が増します。
 (159637)

京都ミスきものに選ばれた4人の女性です。
上古・奈良・平安時代の衣装を身にまとい、織商鉾に乗って参列されていました。
 (159638)

祇園東の舞妓さんたちが曳車に乗って参列されていました。
艶やかな姿で笑顔を振りまいてておられました。
 (159639)

先斗町の舞妓さんたち。
髪をひとつに束ねていても、艶やかさを感じました。
 (159640)

鷺踊の子供たちの登場です。
羽を開いたポーズが可愛くて雰囲気をガラリと変えていました。
 (159641)

万灯踊の子供たちです。
番傘をさし、子供ながら艶やかな姿でした。

八坂神社の舞殿にて舞踊奉納

花笠巡行の終了を神前に報告し、芸能色豊かな舞踊奉納が始まりました。

祇園太鼓

 (159642)

軽快な太鼓で舞踊奉納のはじまりです!

獅子舞

 (159644)

花笠巡行の帰社を慶んでいるように、めでたくて、息がぴったりの獅子舞いが奉納されました。
 (159643)

京都六斎

 (159645)

久世六斎さんが祇園ばやしや四つ太鼓など、三演目奉納されていました。

小町踊り 祇園東お茶屋組合

 (159648)

舞妓さんたちが登場し、艶やかな姿を披露してくれました♪
 (159649)

歌舞伎踊り 先斗町お茶屋組合

 (159650)

巫女さんのようなお着物ですね!
舞妓さんらしく、艶やかでした。
 (159651)

雀踊り 祇園甲部お茶屋組合

 (159652)

笹とお着物の赤が華やかで、艶やかな舞でした。
 (159653)

こんちき踊 宮川町お茶屋組合

 (159654)

涼しげなお着物の宮川町の舞妓さんたち。
うちわを使った舞が夏らしかったです。
 (159655)

鷺踊 

 (159658)

お迎え提灯の時にも見させていただきました。
子供たちが鷺になり舞う、不思議な雰囲気ですが、
羽を広げた時の華やかさ、どこかあどけないけど、凛としたところが素敵でした。
 (159657)

万灯踊

 (159661)

行列の時とは雰囲気が変わり、舞を舞う子供たちは更に美しかったです。
 (159660)

花笠巡行 へのツイート

詳細情報

名称:花笠巡行 はながさじゅんこう
開催日:毎年7月24日
関連ページ:http://www.yasaka-jinja.or.jp/
42 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【祇園祭2024】土砂降りの雨に見舞われた舞踊奉納「花笠巡行 舞踊奉納」

【祇園祭2024】土砂降りの雨に見舞われた舞踊奉納「花笠巡行 舞踊奉納」

7月1日より1か月続く祇園祭は、7月31日の「疫神社夏越祭」で終了です。今年の祇園祭は前祭山鉾巡行で珍しい事があり、後祭の山鉾巡行でも、ゲリラ豪雨に見舞われたりと希少な祇園祭でした。花笠巡行後の舞踊奉納中も、一時土砂降りでしたが、毅然とした舞妓さんの華やかな舞が観れました。舞踊奉納の様子を紹介します。
m.m | 303 view
【祇園祭2023】4年ぶりの華やかな舞妓さんの舞 「花笠巡行 舞踊奉納」

【祇園祭2023】4年ぶりの華やかな舞妓さんの舞 「花笠巡行 舞踊奉納」

7月の間、1か月続く祇園祭も、7月31日の「疫神社夏越祭」で終了となります。終盤のクライマックス、後祭花笠巡行の後、八坂神社舞殿で舞妓さんが華やかな舞を踊られます。今年は4年ぶりの開催につき、四花街が参加する形で舞踊奉納が行われました。舞踊奉納と、境内の様子も紹介します。
m.m | 2,021 view
【2023京都】祇園祭を飾る山鉾めぐり!後祭『黒主山』の桜は平安時代の歌人ゆかり☆

【2023京都】祇園祭を飾る山鉾めぐり!後祭『黒主山』の桜は平安時代の歌人ゆかり☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡2023年祇園祭が現在開催中。その中でも山鉾町が取り仕切る山鉾の魅力について深掘り。今回は後祭に登場する黒主山。
【祇園祭2022】長さ約4メートルの剣鉾、心地よい鈴の音が印象的な剣鉾奉納神事と曳き初め「大船鉾」

【祇園祭2022】長さ約4メートルの剣鉾、心地よい鈴の音が印象的な剣鉾奉納神事と曳き初め「大船鉾」

祇園祭といえば、山鉾巡行が注目を浴びますが、山鉾巡行へと繋ぐ神事が行われており、貴重な風景だったので、写真と動画で紹介します。
m.m | 1,282 view
【祇園祭2022】山鉾巡行の無事を祈願する神事「長刀鉾 稚児社参」

【祇園祭2022】山鉾巡行の無事を祈願する神事「長刀鉾 稚児社参」

前祭の山鉾巡行が無事に催行され、24日には後祭の山鉾巡行が予定されています。巡行の無事を祈願する神事を紹介します。
m.m | 1,437 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

m.m m.m