2019年7月2日 更新

『イノシシの寺』こと京都・建仁寺塔頭の【禅居庵】は開運勝利の御利益あり【摩利支尊天堂】

京都・建仁寺塔頭の【禅居庵】には開運・勝利に御利益のある『摩利支天』が祀られています。また【禅居庵】には『摩利支天』と関係の深いイノシシを境内のいたるところで見ることもできます。筆ペン画家の最先端星人が行ってきました。

建仁寺の塔頭【禅居庵】

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東山区にある京都最古の禅寺・建仁寺。
風神雷神図や天井画の龍などが有名ですね。
その建仁寺には塔頭寺院【禅居庵】があります。
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禅居庵は臨済宗建仁寺派の塔頭寺院で、中国福建省福州生まれの大鑑清拙正澄禅師(だいかんせいせつしょうちょう)を開基として、小笠原貞宗が開きました。
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禅居庵には摩利支天が祀られています。
摩利支天とは陽炎が神格化した、仏教の守護神・古代インドの女神マーリーチのことです。
サンスクリット語で〖陽炎〗という意味のMarici(マリーチ)の音を漢字で摩利支天としています。

摩利支天はその名の通り、陽炎のように変幻自由な捉えようのない実体で、進路を障害されずに光の速さで突き進むとされています。
そのため開運勝利の御利益があるといわれており、毛利元就、楠木正成、前田利家、大石内蔵助など、ときの武将や戦国大名なども摩利支天を信仰していました。

禅居庵は日本三大摩利支天の一つと言われています。
(※日本三大摩利支天とは東京・アメ横の徳大寺、金沢の宝泉寺、京都の禅居庵)
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禅居庵の境内では狛亥など、いたるところにイノシシがいます。
なぜイノシシがいるのか?というと、摩利支天はイノシシの上に乗って、陽炎の先頭を光のような速さで進むと言われています。
イノシシは摩利支天の神使なのです。
そのことから禅居庵の境内にはイノシシがたくさん見てとれます。

摩利支天は亥歳の守り神とも言われています。
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境内にいるイノシシはそれぞれ個性的な顔をしています。
こちらの狛猪は可愛い顔をしていますね。
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こちらのイノシシは猪突猛進する躍動感が出ていますね。
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こちらはウリ坊のような愛らしさがあります。
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禅居庵では可愛いイノシシおみくじがあります。
こちらのイノシシ像の足元には、おみくじが入っていたイノシシがたくさん置かれています。
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すごい迫力のあるイノシシですね。
牙がすごい。
口を開いたバージョンと
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口を閉じたバージョンがあります。
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イノシシの欄間彫刻。
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そしてもちろん、絵馬もイノシシです。
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京都にある禅居庵はまさに『イノシシの寺』でした。
建仁寺へ行かれる際は、ぜひ禅居庵にも立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?
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【建仁寺塔頭 禅居庵】基本情報

住所/京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146

電話/075-561-555

参拝時間/午前9時~午後17時 年中無休

公式HP/ http://zenkyoan.jp
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