2017年10月17日 更新

観光地 宇治で本格薬膳中華のおばんざいを「茉莉花(ジャスミン)」

宇治駅からも徒歩圏内、京都の中華料理好きには名の知れた人気店「茉莉花(ジャスミン)」。薬膳料理で有名なお店なり。

宇治で本格薬膳料理を

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観光地の宇治、駅から徒歩圏内、お店の名前は茉莉花(ジャスミン)。薬膳料理で有名なお店で、過去ランチ予約で数回降られた経験あり。が、夜予約は前日で意外にOK!だったのだ。開店9年ほど、中華料理好きには既に知れ渡っている人気店。 
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店内雰囲気。ほぼ開店時間だったのですが、先客1組。カウンターが2席、2人掛けテーブルが1、4人掛けのテーブル席が3、それに御覧の6人掛けの大きなテーブルが1。どこでも良いですよ~、ということなので、この大きな席を占拠したのだ。結局予約客だけでテーブル席を埋めて満席だ、という状況。(カウンターは開けておられました)
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メニューは月替わりのコース1種類¥4000なり。それを少し物足りない人用に単品が何種類か、という構成。単品も月替わりのようだ。
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暫しの後、野菜尽くしの前菜盛り合わせが出てくる。中央の器は、竹のスープをベースにした、大根とトウモロコシのポタージュ、ちょいミルクも使われている模様。この竹のスープというのが、このお店の料理のベースになるもので、塩漬けした竹を土中で1年間発酵させて、塩抜きして茹でて取った竹ブイヨン的なもの。中国は蘇州で使われる食材らしい。 癖のない味なので、ポタージュとしても非常に上品で美味しい。
右手は青梗菜と霜降りひらたけの大蒜炒め。これも竹のスープが使われている。中央は湯剥きしたトマトをはちみつ入りの柚子果汁につけたマリネ。はちみつレモン的に甘いのですが、ちゃんとアテにもなる包容力。 
左手も竹のスープで茄子を蒸し煮にしたもので、程よい味付けが美味しい。医食同源と言いますが、まあ、こういうのを普段食べていたら健康になりそうな感じですなあ。。
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それに合わせるのは百薬の長(喜)、紹興酒はでデキャンタで400ccで¥2000なり。 干し梅が付いてくるのも蘇州的ですなあ。紹興酒がどことなく梅酒っぽくなり飲みやすいのだ。
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お次は大根餅。これは干しエビと杜仲(とちゅう)が入っている。杜仲茶は一時大ブームになって日本でも作っているそうですが、お料理にどういう効果を及ぼしているのかよくわかりませんでした(汗)。が、間違いなく旨いです。添えてある器に入っているのは黒酢。よく合いますな。。
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四川風胡桃鶏なるお料理。蒸し鶏に自家製の食べるラー油的なものを添えていただく一品。ボリュームもかなりしっかり。
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一緒に、蒸したてのふわふわパンが添えられてるので・・
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こうやって頂くのが鉄板的に旨いですなあ。この食べるラー油的なもの(かすかに花椒、ラー油にXO醤、炒め玉ねぎにナッツ類・・というところ)はお土産に欲しいくらいでした。旨し! これであとはおかゆになるので、その前にもう1品いただこう!と単品を追加する。
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三元豚スペアリブと棗(なつめ)の蜂蜜煮は¥1200なり。いえーぃ!大分サービスしていただいたようでしっかり量。骨からするっと肉が外れるほどの煮込み加減。甘まろやかなタレと一緒に白ご飯の上に着陸させても旨そうな予感。。ついつい紹興酒を追加。
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上海がゆが登場。想像以上にしっかり量なのですが、チキンベースのほんのりとした程よい塩味でこれもGOOD!なりでした。いやはや、お腹一杯!でもするりと食べれてしまう。
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甘いものも当然完備。手前は超フルフルな杏仁豆腐。奥は可愛らしい胡麻だんご2個。どちらも外さないお味。
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だんご断面図をどうぞ。かぶりつくと香ばしいゴマ餡がとろーんと。最後の皿まで大充実!でした。

このお店の名前で検索すると「美と健康をテーマにした薬膳中華」などと紹介されているのですが、そんなに気負わなくてもちゃんと美味しく頂ける癖のないお味で、多分中華が苦手な人でも喜んで食べてもらえそう。 

最後にご主人がキッチンから出てこられて挨拶いただけたのですが、中国から来られた漢方医からシェフに転身された経歴の持ち主。奥様のまったりサービスも含め、非常~に気に入りましたので、また季節代わりに覗きに来たいと思います。ご馳走様でした!

薬膳料理 茉莉花(ジャスミン)クチコミ情報

薬膳料理 茉莉花(ジャスミン)店舗情報

店名: 薬膳料理 茉莉花(ジャスミン)
住所:京都府宇治市宇治妙楽169-7
営業時間:ランチ12:00~15:00※予約優先 ディナー18:00~21:30※夜は予約のみ
定休日:月曜日・火曜日
TEL:0774-23-37
関連ページ: http://uji-jasmine.jugem.jp
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。