いつもは大体早朝に訪れる法然院。日中に行ってきました。梅雨も開け、日差しが力強くなりました。木漏れ日がくっきり。そして、セミも盛大に鳴き始めました。
山門からのぞく木々の輝きからも、夏の日差しがうかがえます。そして、いつもの場所に登りつめてみます。
そして、こちらも。もしかしたら、全体に細かく線を描くほうが、手間がかかってるかもしれませんね。
苔は梅雨が空けて、少し劣勢ですかね。先月の生育旺盛さは少し鳴りを潜めていました。
ふだんはそんなに足を踏み入れることはありませんが、墓地へ。
月末の7月30日は文豪・谷崎潤一郎の命日。ここ法然院にそのお墓があります。
一番山裾の上段に谷崎のお墓があります。この法然院には、他にも著名な文人や学者の墓が集まっています。緑豊かでありつつ凛とした閑寂さに包まれて、心が落ち着く雰囲気を皆愛しているんですかね。私もお気に入りの場所ですが。
「寂」と書かれた墓石には、谷崎潤一郎、松子夫妻が眠り
バックには谷崎の愛したしだれ桜の木が。青々と旺盛に葉が生い茂ってました。何故かいつもここにくると、ひっそりとした大人のお忍びムードを感じてしまうのですが。谷崎がこの空間に宿っているからなんですかね(笑)
ヨ~イヤサ~♪