2024年9月4日 更新

餃子と日本酒が楽しめる京町家の喫茶店 丹波口近く「みこ」

丹波口エリア、京町家造りの餃子&日本酒バル&喫茶を楽しめる「みこ」で、ゆったりランチなり。

楽しみ方はいろいろな喫茶店

 (271329)

またまた我々向きの良きお店に出会いましたので、気合シッカリ目にでご紹介。お店の名前は、「みこ」。食べログでは喫茶店で登録されていて、確かにそういう使い方をする方も居られると思うのですが、我々的には「餃子&日本酒バル&喫茶」とでもいうべきお店なのだ。

実は前日、予約で満席だったので諦めたお店。ご店主にInstagramのDMで予約可能と教えてもらい、帰って速攻で次の日の2人分予約を入れてやってきたJR丹波口駅。ここから東に5分ほど歩くのだ。

場所は、五条壬生川交差点から東に2筋目。フレスコの東側路地を50mほど上がると、こういう綺麗に改装された京町屋長屋物件が見えてくる。この角がもともと「喫茶オルガン」なるカフェがあった場所で2023年9月から「みこ」にバトンタッチされた模様。店内に。
 (271330)

ふんわりとした雰囲気で眼鏡が可愛らしい女性ご店主が1人で回しているこじんまり店。4人テーブルが2つに、2人テーブルが2つですかね。我々と同じタイミングでお一人様が入店し、30分後には満席に。やっぱり予約しておいてよかった~!なのだ。
 (271331)

店内に飲食店のショップカードや、イベントのチラシが色々置いてあり、これは我々と趣味が似た方だ~!と嬉しくなるわけで。
 (271332)

で、当日のお料理がこちら。普段は水餃子もあるのですが、今日は色々な焼き餃子がばばーんと。季節の野菜類を使った小鉢が色々と、という編成。餃子は皮から手作りされている模様です。更に我々的に見逃せないのが・・・
 (271333)

喫茶店設定なので「お一人様ワンドリンクのご注文をお願いしております」なのですが、ドリンク類は餃子に合いそうな各種アルコール類もしっかりラインナップ。冷蔵庫に日本酒があるのを見つけて、色々ありそうだよね~?と観察しているとご店主から「オススメもありますので~!」と教えてもらうわけで。当日は6種類の日本酒がスタンバっていて、それもかなり面白いラインナップでした。
 (271334)

で、「サッポロ赤星中瓶」¥700を頂きつつ、まずは野菜系の小鉢を2種、餃子を2種お願いする。
 (271335)

小鉢のその1は、「ガリトマト」¥400なり。自家製のガリ(生姜甘酢漬け)の刻んだものを漬酢とともに乱切りのトマトと合わせ、上から刻んだ大葉をぱらん、というシンプルこの上ない、が、普段呑む人でないと思いつかなそうな一品。いやー、健康健全で美味しい。
 (271348)

更に小鉢その2は、「ゴーヤとじゃこのナムル」¥400なり。胡麻油でしんなり炒めたゴーヤで滅茶呑めますな。いやー、これまたお酒も飯も誘いそうな一品でした。
 (271337)

これは呑むでしょう!と意見一致。右手は滋賀は北島酒造謹製「北島 辛口純米吟醸 山田錦 直汲み 無濾過生」なり。しっかり系が多い滋賀酒の中では綺麗な中にも骨太な、というような結構な辛口。
左手はオススメ頂いた舞鶴の池田酒造謹製「加佐一陽 カサレッチョネロ 特別純米生原酒」なり。いやー、非常に綺麗なほんのり甘口白ワイン系ですが結構発泡していますな。餃子にも良く合う感じ。お店オリジナルなグラスも可愛らしいのだ。
 (271338)

で、ババーンと焼餃子が登場! 右の丸くてかわいいのが「羊焼餃子」¥700、左が定番の「プレーン焼餃子」¥500だったように記憶。肉厚で存在感しっかりの皮はしっかり焼いてパリッと、裏側はむっちり。皮そのものが美味しいですな。噛みつくと中から美味しい肉汁がジュワン!と。ご店主はパイ皮をイメージして皮を作られているようです。
 (271339)

プリンとして美味そう。酢醤油&ラー油でオーソドックスに頂くスタイル。サイズは小ぶりですが充実感あり。これは追加するでしょう!と速攻で意見一致。で、焼けるまでに結構時間が掛かるので、時間つなぎの小鉢が色々あるのがありがたいわけで。

 (271340)

小鉢その3は、「キタアカリの明太燻製マヨサラダ」¥450、ご店主のご出身地の加古川産キタアカリを使ったポテトサラダ。これもマヨネーズは少な目設定で、芋の旨味が良くわかって美味しい。その横のズッキーニをおかかで和えたもの。
 (271341)

当然お酒も追加の方向で。右手は初挑戦だと思う、愛知は澤田酒造謹製「白老 若水純米 槽場直汲生原酒」なり。これまたイラストに惹かれて!なのですが、酸シッカリで旨かったような。左手は我が街伏見から松山酒造謹製「十石 純米吟醸 生原酒」なり。実は京都市内でも意外に呑む機会が少ないのですが、やっぱり旨いわー!という感想。
 (271342)

で、追加の餃子。「セルリー焼餃子」¥600、「山椒焼餃子」¥650をお願いしました。ちゃんと素材の味が分かる程度にコントロールされ、普通の餃子店よりかなりシッカリ目の皮と餡のバランスがピッタリ。現地系中華の水餃子よりは薄めなので、食べやすいのだ。特に山椒が旨かったです。
 (271343)

餃子に集中したせいでお酒が少々残ったので、もう1つ小鉢を追加。「つるむらさきとカニカマのすだち和え」¥450。普段からこういうのを食べていると病気にならない!みたいなさっぱりしたお味で、浅漬け感覚でポリポリと。

お一人でやられているのでお料理の出はゆったり目。(餃子はしっかり焼いているので時間がかかりますし) なお、〆に自家製ケーキを頂けるお店で、皆さん喜んで食べておられました。
 (271344)

支払いのトレイまで、我々を楽しませてくれるわけで。

で、結局、滞在時間1時間50分!というノンビリランチになりまして、瓶ビール1、日本酒4種(ざっと480ccほどですかね)という呑み量で〆て¥8000というお支払い。お安くはないのですが、最近のせわしない生活の中の清涼剤!みたいな時間になりました。この内容を読んで、行ってみようと思った貴方は我々と似た感覚かもです。
次回はご店主に、ぜひサブカル話を振ってみようと思います~。 一部の方に超オススメ! 

店舗情報

店名:みこ
住所:京都市下京区中堂寺櫛笥町7-12
営業時間:12:00~20:00
定休日:不定休
https://www.instagram.com/miko_gyoza/
20 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。