2025年4月15日 更新

復活オープン!創作おでんやアテ、日本酒がそろう大納得酒場「酒と肴 MURO」

四条川端近く、団栗橋東詰にあるこじんまり系会館飲食ビル「どんぐり会館」に、木屋町四条にあった「酒と肴 MURO」が久々に復活なり。

木屋町四条にあった人気店が復活

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団栗橋東詰にあるこじんまり系会館飲食ビル「どんぐり会館」。時間は20時ごろ、辺りは海外からの観光客でごった返しているのだ。目指すお店はこちらの2階にありまして・・・
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階段を登って団栗通側に近い側にあるお店、「酒と肴 MURO」。こちらも2025年1月にオープンされたばかりのニューカマー。四条大宮にある「おでんと釜飯ムロ」の店長さんが新たに起こされたお店らしく、ワクワクとやってきたわけで。思い起こせば2017年まで木屋町四条下ルの串焼き店「チャブヤ」の2階にあった超隠れ家的おでん屋さん、MUROが久々に復活した!という形。

先日伺った立ち吞み串カツ店「シロトクロ」の隣にあります。シロトクロもぎっちりと満席なのですが、扉を開けると・・・
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コンパクトなキッチンを囲むカウンター8席のぎゅっとコンパクトな店内。中は白い割烹服をパリッと着こなした、まだ三十そこそこに見える笑顔が可愛いご店主と、お酒担当のお姉さんが2人体制で運営中。結果、寒い季節だけでなく年中使えそうな、めちゃ良いお店でしたので、気合を入れてご紹介。
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まずは何を呑もうかとドリンクメニューを確認。
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ワタシは「角ハイボール」¥550、相方は「芋焼酎ソーダ割り」¥500からゆるゆるとスタート。当然店内は満席で、なんだかお客さんの間に不思議な一体感のある和やかな雰囲気。なんだか良いお客さんが集まっているな!と思いつつ。ワタシともう1人以外は女性ばかり。女性が自腹で来るお店なわけで。
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こちらは日替わりメニュー。おでん屋さんなので、当然おでんメイン、それも創作系が中心のメニュー設定なのですが、結構色々とスタンバって目移り! 内容から季節の移ろいでどんどんお料理が変化するお店ですな。メニューにお値段表示がありませんが、全然お手頃価格だと思います。
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創作おでん以外のレギュラーなおでんも色々と。ま、全体的にはこんな感じで安心安全価格。めっちゃ悩みつつ、まずは創作系を数点注文。
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一品目は突き出し的に「蛍烏賊と菜の花の酢味噌」なり。ま、京都の春の定番ですが、またこの季節がやってきたわけで~。お料理は概ねこれぐらいの小皿提供なので色々と食べられるのが嬉しいのだ。
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狭いキッチンに効果的に色々な道具がぎっちり押し込まれているのに感心しつつ、おでんは何が煮えているか確認し、うーんと悩んで3品ほどを注文。
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二品目は「生蛸 胡麻油とお塩」なり。韓国風刺身的な感じで、くにくにと艶めかしい食感で、これまたモノが良いので美味しいですな。いやー、このお店はイイよ!とご機嫌になってくるわけで。
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三品目は創作系おでんから「焼き茄子」¥300なり。しっかり目に焼いてトロトロになった焼きナスを、おでん出汁に泳がせて、鰹節をパラリ!という作戦。意外に色が濃ゆいしっかりしたおでん出汁なのですが、香ばしい茄子がなかなかウマー!な一品でした。
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メニューに日本酒たくさん有り〼!ということなので、当日スタンバっているボトルを6本見せてもらって日本酒にスイッチ。グラス提供の模様ですな。 右手は岐阜の中島醸造謹製「小左衛門 純米吟醸 桜ラベル おりがらみ」。季節限定モノは押さえておかなければ!です。左手は宮城は萩野酒造謹製「日輪田 しぼりたて きもと純米生原酒」なり。いやー、生酛なので酸はあるのですが、上品な仕上がりで旨かったような!
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四品目は注文したおでんが盛り合わせで。「蓮根」¥380、「大根」¥250、「ロール白菜」¥380なり。これぐらい濃ゆい色が付いているのですが、お味はそんなに醤油辛くなく深いコクでバランス良好。お姉さんに推薦頂いたロール白菜がもうトロケる食感で超旨~。ま、合わせる酒は日本酒がピッタリ!なわけで。
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これはどれも外れが無いなあ!とお料理を追加することに。五品目は創作系おでんから「春菊とお揚げ」なり。見たまんま!なのですが、おでん出汁でさっと湯がいた感じで、これまた日本酒にピッタリ~なので・・・
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お隣の女性グループが美味しい!と喜んでいたこちらにスイッチ。奈良は千代酒造謹製「裏篠峯 ろくまる 純米吟醸うすにごり生原酒」なり。ほんのり甘口酒ですが、いやらしい甘さではなく、切れもありつつ。
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お料理六品目も創作おでん。「さつまハーブもち豚」なり。薄切りロース肉をしゃぶしゃぶしたものですが、ま、間違いのない一品ですなあ。仕上げに揚げニンニクチップと卸し大根を振りかけてあるのですが、非常にいい仕事をします。いい素材を出汁と薬味が見事に引き立てるのだ。
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相方も更に日本酒。東近江は中澤酒造謹製「一博 純米吟醸 生酒」なり。大治郎の酒蔵ですが、いやー、これはまた滋賀酒らしい、しっかりと味が乗った間違いのない一品。
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更に七品目。「飛騨のジャンボなめこ」なり。確かにかなりジャンボサイズ! ぬるんぬるんで楽しい食感で独特のコクがありますな。茸好き必食! 残った出汁がまた旨い。いやはやよく食べるのですが、小皿なのですんなりと頂けます。

流石にお腹もイイ感じなのですが、なんだか〆料理が各種完備していて、鯖サンドに蟹味噌サンドなどのパン系、おでん出汁を使った雑炊とにゅーめん、それにご店主は実家が寿司屋さんで、細巻各種!があり、超目移り~。我々的には変わったものが良いよねえ!と・・・
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サラマンダーでトーストされた食パンに、なにやら謎の物体が挟まれるのを確認するのですが・・・
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ババーンと登場、日替わりメニューからチョイスした「蟹味噌チーズサンド」なり。いやー、なんですかね、挟んであるディップは蟹味噌とクリームチーズを混ぜ込んだようなもので、レタスと共にサンドイッチになって登場。
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相方共々、これはアリだー!という感想。〆というよりハイボールなどの酒のアテとして優秀そうな感じなので、早目注文でも全然OK!だと思われます。我々的には次回はレギュラーメニュー「ガリ鯖サンド」を注文したく思います~。


で、帰りに再びビックリ!するのですが、ハイボール1、焼酎ソーダ割り1、日本酒グラス5杯とそこそこ呑みまして、〆て¥11000!チョイという大大大大大納得価格。いやー、内容が良いのでめっちゃお安く感じました。
ご店主に「夏の間はどんな感じで営業されるんですかね?」と確認したら、おでんは年中やるのですが、天ぷらなども出来るので検討中です~とのことでした。とはいえ、おでん以外のサイドメニューも豊富なので、我々的にはぜひ暑い季節にも覗きに来たい良店。飛び込み入店も可能ですが、予約が確実。間違いなく、また来ると思います~。

店舗情報

店名:酒と肴 MURO
住所:京都市東山区六軒町206-1 どんぐり会館 2F
営業時間:18:00~25:00
定休日:不定休
TEL:080-6117-8914 
備考:営業日はInstagramを確認
https://www.instagram.com/sake_ate_muro/
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