2026年8月29日 更新

【京都】洋食の名店「オムライスあらき」が静かに再出発!喫茶・軽食としてゆっくり営業

2025年12月、惜しまれつつ閉店した伏見の洋食店「オムライスあらき」。じつは2026年8月から、以前とは少し形を変え、「喫茶・軽食 あらき」として静かに再出発しています。名物のオムライスも健在ですが、店頭には「ごゆっくり。」の文字。そこには、今度は自分のペースで店を続けたいという店主の思いが込められていました。

惜しまれつつ閉店した洋食の名店

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近鉄伏見駅から徒歩10分ほど。伏見区住吉の住宅街に店を構える「オムライスあらき 1960」。長年にわたり地元で親しまれてきた洋食店で、看板メニューのオムライスをはじめ、ハンバーグやフライなど豊富な洋食メニューで人気を集めてきました。しかし、惜しまれつつ2025年12月に閉店。その後を気にされていた方も多いと思います。
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そんな「オムライスあらき」の跡地の入口には「OPEN」の札が掛かり、「喫茶 軽食」の文字。
じつは2026年8月から、店主がひとりで切り盛りする「喫茶・軽食 あらき」として、営業を再開されています。
ただし、以前の洋食店が、そのまま復活したわけではありません。
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入口のガラスには、手書きで「ごゆっくり。」の文字。何気ないひと言ですが、この言葉が現在の「あらき」をよく表しています。
以前はオムライスをはじめ、数多くの洋食メニューを提供。多くのお客さんが訪れる一方、忙しい日々が続き、店主によると、お客さんとゆっくり話をする時間もなかなか取れなかったそうです。
そこで今回は、以前のような洋食店ではなく、メニューを絞った「喫茶・軽食」として再出発しました。

「ごゆっくり。」喫茶・軽食として再出発

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大きなテーブル席やカウンター席など、店内の様子は以前と変わらず。お客さんからのメッセージや、サンガの選手などのサインも健在です。
ご年配の店主がひとりで、調理から接客までを担当されています。そのため、注文が重なると料理の提供に時間がかかることもあります。
それでも、以前のように慌ただしく料理を提供するのではなく、お客さんとの会話も楽しみながら、自分のペースで店を続けていきたいとのこと。
今回、店主に改めて掲載の許可をいただき、現在の営業スタイルや思いも含めてご紹介させていただけることになりました。
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9時から11時30分まではモーニングメニューも用意。ピザトースト、玉子サンド、チキンカツサンド、きつねうどん(温・冷)が各700円、トーストが600円です。
また、オムライス、カレーライス、ナポリタンスパゲティ、鶏からあげ定食、チキンカツ定食、野菜炒め定食などの軽食メニューは終日注文可能で、すべて1,000円(税込)。
全メニュー、ドリンク付きです。コーヒーや紅茶、オレンジジュース、コーラ、ウーロン茶、カルピスから選ぶことができます。
食事だけを慌ただしく済ませるのではなく、食後にはドリンクを飲みながらゆっくり過ごしてほしい。そんな現在のスタイルが、メニュー構成にも表れています。
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今回は、かつての看板メニューでもある「オムライス」(1,000円・税込)と、セットのアイスコーヒーをいただきました。
大きなお皿に盛られたオムライスには、たっぷりのキャベツやブロッコリー、コーンが添えられ、昔ながらの洋食らしいビジュアルです。この日は店主のサービスで、揚げたてのチキンカツまで添えていただきました。
ソースはデミグラスソースとトマトソースから選択でき、今回はデミグラスソースをお願いしました。
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中のケチャップライスは、ハムや玉ねぎなどを使ったシンプルな仕立て。優しい酸味が心地よく、奇をてらわない、懐かしさを感じる味わいです。
そして、やっぱり印象的なのが玉子。今どきの半熟とろとろタイプではなく、ライスをきれいに包み込む昔ながらの薄焼きです。
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しっかり玉子に火は入っているのに、絶妙な火加減でしっとり。薄焼き玉子にありがちなパサパサ感がなく、ライスと玉子、コクのあるデミグラスソースがきれいにまとまります。
派手さはありませんが、長年作り続けてきたからこその技術を感じる、変わらない美味しさです。
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チキンカツは、サクッと香ばしい衣に、しっとりとした鶏肉。ソースもしっかり絡み、食べ応えも十分です。
いつもオムライスにチキンカツが付くわけではありませんが、こうした気さくなやり取りも、今の「あらき」らしさなのかもしれません。

以前は忙しすぎて、お客さんとなかなか話す時間も取れなかったという店主。今は料理を作り、会話を交わしながら、ひとりでゆっくりと店を切り盛りされています。
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「あらきが復活した」と聞けば、以前のお店を知る方なら懐かしくなり、食べに行きたいと思うかもしれません。
実際、オムライスをはじめ、以前から親しまれてきた料理も残っていますが、現在の「あらき」は、以前と同じ洋食店ではありません。
メニューを絞り、ドリンクと一緒にゆっくり食事を楽しむ「喫茶・軽食」としての新しいスタートです。
そして、ご年配の店主によるワンオペ営業です。混雑時には料理の提供まで時間がかかることもあります。
だからこそ、入口や壁に書かれた言葉をもう一度。
「ごゆっくり。」
店主自身も、お客さんも、無理をせずゆっくりと。長く愛されてきた「あらき」が、今度はそんな新しい形で歩みを始めました。
訪れる際にはぜひゆっくりとした気持ちで、今の「あらき」の時間を楽しんでください。

店舗情報

店名:喫茶・軽食あらき
住所:京都市伏見区黒茶屋町639
営業時間:9:00〜16:00
定休日:日曜、月曜、木曜
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