2018年1月15日 更新

観てきました「思考する技術」at 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)【2/12まで】

先日ご紹介した展覧会「思考する技術」。初日に訪問し、作品の他ギャラリートークやデモンストレーションも見てきましたので改めてご紹介します。

若手作家 7名6組の作品を展示

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1/13にちより始まった、生産と技術がテーマの展覧会「2017年度 学内申請展 思考する技術」
https://kyotopi.jp/articles/FTCI5
先日ご紹介のとおり、初日にギャラリートークやデモンストレーションが開催されましたので鑑賞してきました。
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ギャラリートークでは作品の紹介や、作家たちがロンドンでの交流などを通じて知り合ったそうなので、なぜロンドンを選んだかなど、時折笑いも交えながら和やかに展開。
作家さんそれぞれの個性が垣間見え、またお客さんからの質問にも気さくに答えるなど、興味深い話がいろいろ聞けました。

会期中変化を続ける「技術の交点」

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ギャラリートークのあとは「池田精堂 × ERIKA RELAX」によるデモンストレーション。

「技術の交点」と名付けられた作品は以前ご紹介した通り、池田精堂さんが創ったモノを、ポールダンサーの身体性を持ったERIKA RELAXさんが使用する事で「ひとつの作品」として表現されていて、創り手と使い手の関係性や過程を披露していくのだそう。

天井まで続く骨組みの中央には、滑車で動く舟のようなものが。
そこにERIKAさんが乗り込み、池田さんが舵を取ると放射状にダイナミックに動くではありませんか!
直線的な動きの舟に、ERIKAさんの滑らかで美しい動きが何とも象徴的。

デモでは撮影OKでしたので、その様子は動画でどうぞ↓
舟にぴったりおさまっているERIKAさんですが、それもそのはず。
ERIKAさんの体のサイズを細かく測り「ERIKA規格」で作られているんだとか。

今後は二人で使いながら使いにくい点を改良したり、新たなアイディアがあれば追加しながら、最終日まで手を加えていくそうです。
なので行く度違う姿が観られるはず。そんな点も魅力的ですよね。
そして稼働する部分だけでなく、舟を支える骨組でもERIKAさんが”遊べる”ようになっています。
骨組を伝って登ったりぶらさがったり舟に飛び移ったり。
(余談ですが、骨組はERIKAさんが握りやすい太さで、また丁寧にヤスリがかけられとても滑らかなんですよ)

一般人にはとうてい無理な動きですが、これこそがポールダンサーとしての身体性が生かされている所以なのですね。
ERIKAさんだからこその遊びで、作品がよりおもしろく、生き生きと見えてきます。

池田さんの人力のみでしか稼働しないためそうそう長くは動かせないそうですし(結構重いらしい)
会期中必ず動くわけではないそうですが、お二人が在廊されている時は作業風景やデモンストレーション的なものが観られるかもしれません。

また最終日前日の2/11にもデモンストレーションが予定されていて、その時は今回とは表情の違うデモンストレーションになるはずなのでどうぞお楽しみに!
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他の作家さんの作品も、画像のものやちょっとシュール!?なものもあって見応えあるものばかり。
ありがたい事に入場無料で何回でも気兼ねなく行けるので、ぜひタイミングを変えながらじっくり鑑賞してみてくださいね。

最終日前日にデモンストレーションやイベントが予定されていますので、ぜひご来場ください。
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【池田精堂 × ERIKA RELAX によるデモンストレーション】
2月11日(日)13:00〜
http://gallery.kcua.ac.jp/events/20180113_id=12566#ja
入場無料・申込不要

【日本とイギリスの美術教育】
2月11日(日)15:00
http://gallery.kcua.ac.jp/events/20180211_id=12583#ja
入場無料・申込不要
ゲストスピーカー:小山田徹(美術家/京都市立芸術大学美術学部彫刻専攻教授)
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EVENT DATA

開催日時:1月13日(土)〜2月12日(月・祝)11:00〜19:00
開催場所:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)
(京都市中京区押油小路町238-1 電話:075-253-1509)
休館日:月曜日 *ただし2月12日(月・祝)は開館
観覧料・参加費:無料

H.P:http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20180113_id=10385#ja
Facebook:https://www.facebook.com/events/301777707000020/

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