2016年9月9日 更新

【城郭ファン必見】巨大石垣や水堀がそのまま!!徳川時代のロマン溢れる「淀城跡」

伏見区、淀にある「淀城跡」にやってきました。豊臣秀吉のゆかりの地とされる淀城とはまた別の場所です。

今なお残る巨大な石垣

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伏見区の淀、淀城跡にやってきました。京阪淀駅から徒歩5分ほど、商店街のすぐ近く住宅街の一角にあります。

1623年に築城された淀城は、現在本丸の石垣や内堀しか残っていません。
2代将軍徳川秀忠の命で、廃城した伏見城の代わりとして築城されたそうです。
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お城らしいロマン溢れる風景です。旧一号線沿いから撮影しました。

豊臣秀吉が築城したとされる淀城は、淀古城と呼ばれ、この場所ではなく600メートルほど北、納所小学校の裏、妙教寺にあったと言われています。
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天守台があったとされる場所は、封鎖されていて中に入ることができませんが、隙間から様子を伺うことができます。

美しい石段ですね。ここには二条城の旧天守が移築されたそうです。

広場と公園として活用されています

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神社と隣接している淀城跡は、広場や公園として活用されています。
広場には慰霊碑なども置かれています。
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「明治天皇御駐蹕址」の石碑もあります。
1868年、海軍検閲のため大坂行幸行かれた際、淀城にご宿泊されたとのことです。
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現在は、広場や公園として使用されていて、地元住民の憩いの場となっていますよ。
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ブランコなどはありますが、それほど遊具はないので広場といった方が近いかもしれませんね。

公園内には神社もあります

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公園内に稲葉神社があります。淀城の藩主だった稲葉家の藩祖、・稲葉(越智)正成が祀られています。
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隣接している與杼(よど)神社です。淀・納所・水垂・大下津あたりの氏神さまです。
本殿は昭和50年に焼失してしまったそうです。

城郭ファン必見の場所です。京阪、淀駅からもスグとアクセスもいいので、いちど足を運んでみてください。

淀城跡 クチコミ情報

淀城跡 基本情報

名称:淀城跡(よどじょうあと)
住所:京都市伏見区淀本町
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