2022年3月7日 更新

【京都】まさに昭和遺産!世界遺産 下鴨神社近くのレトロすぎる食堂『音色食堂』

世界遺産、下鴨神社の北側にひっそりと佇む、一見何屋さんのか、営業中なのかわからない大衆食堂『音色食堂』へ行ってきました。まさにレトロすぎる、昭和遺産です。

下鴨のレトロすぎる大衆食堂

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世界遺産「下鴨神社」の北側、住宅街にひっそり佇むレトロすぎるこちらのお店。
もはや営業中なのか、そもそも何屋さんかもわかりません。

じつは『音色食堂』という地元民ご用達の食堂なんです。
もともとは看板があったそうなのですが、台風で飛んでしまいそのままに。

お店の場所はというと、下鴨本通りから松ヶ崎通りを東へ入ったところです。路地にはパーキングはないので下鴨本通りのパーキングに停めるのが無難です。
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店頭のショーケースは、参考書だらけでカオスな状態(笑)
ますます何屋さんからわかりませんよね。

お持ち帰り用のサンドイッチも販売されていたようですが、この日はありませんでした。
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のれんは店内にあります。年季を感じますね。
電源スイッチも懐かしさしかありません。
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レ、レトロすぎる、昭和すぎる店内。まさに昭和の時代へタイムトリップ。「すぎる」という表現が使われすぎて、オーバーなことも多かったのですが、こちらはレトロすぎるといっても過言ではありませんよね。
正直古くはありますが、清潔感はあります。

カウンター席はなく、テーブル席のみ。壁際はボックス席になっているのも、なんだかいいですね
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メニューは壁いっぱいの模造紙に(笑)
かわいいというか、味があるというか、お店の歴史を感じるというか。
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夕食シリーズは660円、お昼のみのおすすめは500円前後と、価格も昭和のまま。

しょうが焼きや唐揚げ、魚フライといった定番の食堂メニューから、豚トマト煮とオムチャーハンのようなアレンジメニューまで。
このメニューの多さも魅力のひとつですね。
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日替わり定食もあり。
この日は、ミンチカツとウインナー、焼魚(さば)で、460円。
安すぎてビックリ。
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お店イチオシの豚鍋、ごはん大盛りで。なんせ花まるがついていましたから。

注文してしばし待ってでてきたのがこちら。鍋が渋すぎて笑ってしまうほど。年季入りすぎで。
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おばぁちゃんのおうちであったような鍋。まだまだ現役です。
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蓋をあけるとアツアツの豚鍋が。お野菜もたっぷりでボリューミー。

ねぎ、白菜、人参、ジャガイモ、もやしなど、種類も豊富で、お母さんの優しさを感じますね。
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みそ味仕立て、豚バラの脂や野菜の旨味もお出汁に染み出し、なんといえない優しい味わい。
これだけの量でもペロッといけてしまいます。
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お出汁も美味しくて、最後まできれいに。
またごはんとも合うんですよね、大盛り推奨です。
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大衆食堂の定番、マンガを用意されています。
この冷水クーラーも懐かしいですね。部活で使っていました。
創業から60年以上経つみたいですが、まさに60年前の景色が残っています。

お腹だけではなく、なんだか気持ちも満たされるような大衆食堂。常連さんに愛される理由が少しわかった気がします。

店舗情報

店名:音色食堂
住所:京都市左京区下鴨膳部町1-23
営業時間:7:00~16:00
定休日:土曜日
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