2021年2月26日 更新

【京都ぶらり】早咲き『御池桜』彩る浄土真宗開祖親鸞の涅槃の地「見真大師遷化旧跡」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は中京区、市役所前西の御池中学前にある史跡。浄土真宗開祖親鸞聖人涅槃の地であり、さらに早咲き『御池桜』がすでに開花。

すでに早咲きの桜も☆御池中学前にある史跡

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中京区、地下鉄京都市役所前から御池通西へ。そして、柳馬場上がった場所にある巨大施設。

京都市立京都御池中学校。京都市立柳池中学校と京都市立城巽中学校を統合し開校した京都では新しめな学校。さらに、この界隈の小中一貫校で、京都市立の学校の中ではクラス数も多く、マンモス校でもあります。
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そして柳池校がもともとあった場所でもあります。柳池は日本で最初にできた小学校。そういえば、昔クラスメイトがやたら柳池に通ってた!て、誇らしげに語ってたのはこういうことか、と(笑)
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さらに、その脇には「不断桜」という早咲きの桜があります。この界隈では通称「御池桜」とも呼ばれ、ソメイヨシノに比べ、12~4月までの長い期間開花を楽しめます。この時も薄紅色の可憐な花が咲き誇っていました。
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そんな御池中学校門前をさらに上がると、こんな史跡があります。
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『見真大師遷化旧跡』と書かれています。

「見真大師」とは、浄土真宗開祖として知られる親鸞聖人が亡くなってからのおくり名にあたり、ここは親鸞聖人の涅槃の地、亡くなられた場所にあたります。
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弘長2年11月28日(1263年1月16日)、90歳の高齢を迎えた親鸞聖人は、この地にあったという善法院において往生されたと伝わっています。

この近辺は虎石町と呼ばれており、かつては虎石と呼ばれる石が入滅地を示していたと言われ、現在は東西本願寺の御廟(西大谷・東大谷)に伝えられています。

親鸞聖人の涅槃の地とされる場所は他にもありますが、地下鉄駅にも近く利便性のいい史跡ですね。観桜とともに訪れたい場所です。


基本情報

名称:見真大師遷化旧跡
場所:京都市中京区柳馬場通御池上る虎石町
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