【京都大学イベント】日本最古の学生自治寮・吉田寮を徹底解剖！ドラマ放映も決定！！気軽に誰でも参加可◎「きてみな吉田寮」

最近何かと話題の京都大学。つい最近ではタテカン騒動もあり、今京都大学が熱い！と注目。そんな中、京大名物スポットとして名高い『吉田寮』も今話題の的。学外者にも開かれたイベントが吉田寮で開催、と聞いて参加してきました。

吉田寮の全貌明らかになるイベントが絶賛開催中！

京都大学吉田寮。
じつは、これほど話題になる前から吉田寮については取材したいと思いつつ、部外者撮影禁止だったり、閉じられた場所というイメージで二の足。

でも、近衛通りから寮周辺をうろつくと、山羊がいたり、鶏が鳴いてたり、まるで山里のどこかの村のような雰囲気（笑）とにかく、カオスで得体のしれない様子。だからこそ、気になるというか。

それが、最近NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられたり、直近では吉田寮をモデルにしたテレビドラマも制作され、近く放映される予定だったり。開かれた吉田寮。

そんなこともあり、当キョウトピも便乗して取材依頼をしたところ、まずはこんなイベントやってるんで参加してみてください、という打診。で、今回初潜入です。

意外と頻繁に吉田寮でイベントが開催されているそうです。こんな寄席もあったり。

今回のイベントは7月25日まで、ライブや食堂、子供も参加できるイベントや、今週放映予定の吉田寮モデルドラマの上映会など、連日目白押し。それと平行して、吉田寮の見学ツアーも実施。寮生以外の学生はもちろん、地域住民や一般の人も参加できます。

イチョウ並木の奥にあるのが、ウワサの吉田寮。
大正二年(1913)に建てられた、現存する日本最古の木造建築の学生自治寮。

その手前にある食堂。
この日は厨房ライブDXということで、こちらでライブ＆食堂酒場をオープンされるということでやってきました。

入る前にいろいろと注意書きあり。

今、吉田寮では建物の老朽化を理由に、大学側が9月末までに寮生200人全員に退寮を要求し、学生と対立中。そんなこともあり話題を集める吉田寮。

ガランとした建物内に、DJブース、ビリアード台やまばらに配置された椅子やテーブル。自由な雰囲気。

この奥が食堂厨房スペースのようで、料理を注文。どれも学生が提供し、驚きの安さ。
ただ、こちらの値段は目安でカンパ制で運営されているとのことでした。

コロナビールと蒸し豚を注文しました。〆て550円。蒸し豚、思いのほか美味しかったです。
で、面白いのが食べ終わった後の食器は各自厨房に入って洗浄。なので、私もせっせと洗いました（笑）基本全てセルフで。

厨房奥がステージになっていて、代わる代わるライブ出演者が登場。学生たちがビールやカクテル片手に盛り上がっていました。

フロアの壁側には、これまでのタテカン騒動のマスコミ報道各種。

これまでの吉田寮の歴史をたどる資料展示。

建造物としての吉田寮の魅力を徹底解剖。
吉田寮に関するいろんな情報が食堂に展示されています。

そして、吉田寮。築105年の木造建築。玄関口からして、只ならぬオーラを放っています。もちろん撮影禁止なんでここまで。イベント期間中は毎日見学会をしてるので、中を見ることは可能。

寮のすぐ横に吉田寮神社を発見。吉田神社ならよくよく知っていますが（笑）

こちらも学生自治神社ということですね。吉田寮の行く末を案じ、いろいろ祈願しときました。

そして、今週7月25日NHKBSプレミアムで放映予定の京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』。フィクションということですが、限りなく吉田寮に近い内容になっている様子。予告観る限り、とくに学長らしき登場人物、寄せてきたな～という印象（笑）大学と吉田寮が今抱えている問題が、きっとわかりやすく描かれているドラマ。これを機会に、もともと吉田寮に興味を持っていた方もそうでない方も、寮について知るきっかけになれば、と。地元が誇る京大ですからね。チェケラ！