2016年5月10日 更新

【京都三大祭】絶対押さえるべき!もう間もなくです!!古式ゆかしい趣き再現☆「葵祭2016」

言わずと知れた京都三大祭の一つ、葵祭。すでにいくつかの前儀は無事終えており、いよいよ今週末15日が迫ってきました。

驚愕です(笑)
キョウトピも1600件記事アップしてきてますが、こんな鉄板中の鉄板記事いままで誰も取り上げていませんでした。と言いつつ、私もずっと京都に暮らしていますが、最初から最後まで観覧したことってないかも(汗)地元民でもそういう方多いのではないでしょうか。

その理由。毎年5月15日午前中。つまり、平日になると学生や労働者はまず休みをとらないと無理。祇園祭は巡行が無理でも、夜の宵山やらありますからね。

でも朗報です。今年の5月15日は、なななんと!日曜日です!!
これは絶好の機会。普段祭が終わった後の夜にやるニュースでしか観たことないわ、という人も今回は目の当たりにできます。

行列コースと時間

日程:5月15日

京都御所 出発(午前10時30分)堺町御門 → 丸太町通 → 河原町通 → 下鴨神社到着(11:40)
路頭の儀・出発(14:20)→下鴨本通 → 洛北高校前(14:40) → 北大路通 → 北大路橋(14:55) → 賀茂川堤 → 上賀茂神社到着(15:30)

平安絵巻さながらの雅やかな祭り

今のところ、15日は晴れて気温も上ると天気予報。年によっては5月とはいえ、かなりの陽気。
念のため、暑さ対策なども検討されてもいいかもしれませんね。

以下、以前丸太町通りから観覧した時の画像です。
 (32835)

雅やかな平安時代を再現した衣装を着た総勢500名が、京都御所から下鴨神社・上賀茂神社へ新緑の都大路を行列。

祭儀は、宮中の儀、路頭の儀、社頭の儀の三つからなり、現在は路頭の儀と社頭の儀がおこなわれていて、この行列は路頭の儀にあたります。

そして、こちらは牛車。一般的に御所車と言われています。勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾り、牛に引かせます。
 (32836)

賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭。古くは賀茂祭、または北の祭りとも称し、平安中期の貴族の間では、単に「祭り」と言えば葵祭のこと。京都最古の祭り。

そして、こちらは舞人。近衛府の五位の武官で、歌舞の堪能者がこの日の舞人を勤めます。
 (32837)

内蔵寮史生(くらりょうのししょう)。内蔵寮の七位の文官で、御幣物を管理しています。騎乗し両社に各1名が参向。所用品を携えた雑色、白丁を従えています。
 (32838)

ちょっとタイガースファンが喜びそうないでたち(笑)
検非違使尉(けびいしのじょう)。検非違使志の上役、行列の警備の最高責任者にあたります。
 (32839)

山城使(やましろつかい)。
山城国を治めていた山城使とその従者たち。賀茂の両社とも洛外になるので、山城の国司の管轄区域に なるため督護の任につく。舎人が馬の口を取り、雑色(ぞうしき)、取物舎人(とりものとねり)などを従えて行く。


今回はホンの一部だけですが、こんな具合に続々と平安絵巻さながらの一団が行列。
そして、じっくりと観覧したい方は有料観覧席(1席 2,050円)が京都御苑、下鴨神社参道に設置されています。そして、より内容を詳しく知りたい方はイヤホンガイドもあり。

この機会に、平安時代の古都にタイムスリップ気分というのはいかがでしょうか?

ヨ~イヤサ~♪

葵祭2016 基本情報

日程:5月15日
行列コース:
京都御所 出発(午前10時30分)堺町御門 → 丸太町通 → 河原町通 → 下鴨神社到着(11:40)
路頭の儀・出発(14:20)→下鴨本通 → 洛北高校前(14:40) → 北大路通 → 北大路橋(14:55) → 賀茂川堤 → 上賀茂神社到着(15:30)

関連情報:https://www.kyokanko.or.jp/aoi/index.html
17 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【2019京都祇園祭後祭】約200年ぶりに山鉾巡行登場で大注目!創始1150年記念限定御朱印も☆「鷹山」

【2019京都祇園祭後祭】約200年ぶりに山鉾巡行登場で大注目!創始1150年記念限定御朱印も☆「鷹山」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は今年193年ぶりに祇園祭後祭にて193年ぶりに山鉾巡行に参加することで注目を集める「鷹山」。保存会では授与品の販売開始。
【2017ダイジェスト】祇園祭後祭山鉾巡行、花傘巡行に行ってきました!!【日本三大祭】

【2017ダイジェスト】祇園祭後祭山鉾巡行、花傘巡行に行ってきました!!【日本三大祭】

朝、スタート地点からスタンバイ。後祭開始からその様子を追跡取材。途中、花傘巡行にスイッチして祭は最高潮。その様子を早速ダイジェストでお届けします!
【京都三大祭】日本の歴史の縮図がいま京の街に蘇る!10月26日「時代祭」

【京都三大祭】日本の歴史の縮図がいま京の街に蘇る!10月26日「時代祭」

葵祭、祇園祭とともに京都三大祭りの1つして知られる、秋の京都一大風物詩。毎年10月22日に執り行れますが、即位礼で日程変更になり今年は26日に。
【京都夏2024】学問の神様『北野天満宮』御手洗川足つけ神事始まる!大福梅土用干しも☆

【京都夏2024】学問の神様『北野天満宮』御手洗川足つけ神事始まる!大福梅土用干しも☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区北野にある学問の神様として知られる神社。現在、北野萬燈会・七夕ライトアップ、御手洗川足つけ神事が始まっています。
【2023京都】祇園祭を飾る山鉾めぐり!後祭『黒主山』の桜は平安時代の歌人ゆかり☆

【2023京都】祇園祭を飾る山鉾めぐり!後祭『黒主山』の桜は平安時代の歌人ゆかり☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡2023年祇園祭が現在開催中。その中でも山鉾町が取り仕切る山鉾の魅力について深掘り。今回は後祭に登場する黒主山。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪ 豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪