名物「御土居餅」を求めて
京都市北区の外れ、鷹峯の坂から大徳寺方面へ歩いて行く途中。見えてきたのが「名物 御土居餅」と書かれた白い暖簾。
昭和42年創業の老舗和菓子屋「都本舗 光悦堂」です。
昭和42年創業の老舗和菓子屋「都本舗 光悦堂」です。
地元のお客さんがふらっと買いにくいるような、地域に馴染んだ和菓子屋さん。どうやら数年前にあの人気番組「ブラタモリ」で紹介され、タモリさんも食べたことで一躍有名になったとか。店内にはタモリさんが訪れた際の写真も飾られていましたよ。
こちらの名物「御土居餅」の“御土居”とは、戦国時代に豊臣秀吉が築いた土手のこと。京都市内にはその片鱗がいくつか残っており、光悦堂の前にある小高い丘もその一つ。
フェンスで囲まれており通常は立ち入ることができませんが、なんと光悦堂の店主さんに許可をもらえばフェンスの鍵をお借りできるとのこと。春には桜も見られるようなので、時間があるときにゆっくり訪れてみたいものです。
フェンスで囲まれており通常は立ち入ることができませんが、なんと光悦堂の店主さんに許可をもらえばフェンスの鍵をお借りできるとのこと。春には桜も見られるようなので、時間があるときにゆっくり訪れてみたいものです。
御土居餅のほかに、草餅やいちご大福、花見団子など色とりどりの和菓子がずらり。“ステキにおいしい!いちご大福”の文字につられそうになりましたが、無事に本日のおやつ「御土居餅」をゲットしました。
ふわふわの羽二重餅と甘いあんこのハーモニー
2個で380円の御土居餅。
ビジュアルからお餅の柔らかさが伝わりますね。ふわふわの羽二重餅には、甘く柔らかな赤エンドウ豆。中にはたっぷりのこしあんが入っています。
お餅はほどよい塩味で、とろけるような舌触り。少しだけ振りかけられたきなこも良いアクセントになっています。
お餅はほどよい塩味で、とろけるような舌触り。少しだけ振りかけられたきなこも良いアクセントになっています。
あまじょっぱいお餅と甘いあんこのバランスが秀逸で、エンドウ豆が苦手な娘もペロリと食べていました。行列が絶えない「出町ふたば」の豆餅に比べると、子どもうけする味なのかもしれません。
物価高の影響か以前より少しだけ値上げされたようですが、このおいしさなら贅沢すぎるのではないでしょうか。御土居マニアの方はもちろん、豆大福好きの方はぜひ一度味わってみてくださいね。
物価高の影響か以前より少しだけ値上げされたようですが、このおいしさなら贅沢すぎるのではないでしょうか。御土居マニアの方はもちろん、豆大福好きの方はぜひ一度味わってみてくださいね。
店舗情報
店名:光悦堂
住所:京都市北区鷹ヶ峯旧土居町1-203
電話番号:075-492-0798
営業時間:9:00~19:00
定休日:木曜日
住所:京都市北区鷹ヶ峯旧土居町1-203
電話番号:075-492-0798
営業時間:9:00~19:00
定休日:木曜日
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