2025年7月9日 更新

【京都祇園祭2025】商店街の「提灯」が祇園祭を盛り上げる!街の提灯を巡ってみた

祇園祭といえば山鉾巡行!…ですが、実は商店街やアーケードにもたくさんの提灯が飾られているのをご存知ですか?四条通、三条会、新京極、寺町…歩けば提灯。今回はそんな“街の日常に咲く祇園祭”の提灯たちを、ぶらりと巡ってみました。

商店街の「提灯」が祇園祭を盛り上げます

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日本三大祭りのひとつ、京都の夏の風物詩「祇園祭」。
その起源はなんと869年、疫病退散を願って始まったとされています。7月1日から1ヶ月間にわたり、さまざまな神事や行事が行われ、京都の街中が祇園祭一色に染まります。

各地域や商店街がそれぞれ工夫を凝らし、街を彩る装飾やイベントを展開するなかで、今回は商店街やアーケードに飾られる提灯に注目してみました。

山鉾の提灯も美しいですが、日常の中でふと出会う提灯もまた風情があって良いもの。いろんなエリアをぐるっと見てきましたのでご紹介します。
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まずは四条通の提灯。シンプルな中にも紅白の配色と意匠の違いがあり、じっくり眺めたくなる美しさ。
地域の一体感と祇園祭の雰囲気を感じさせてくれます。
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河原町通の提灯は四条通のものと似ていますが、実は別の工房によるもので、意匠や配置が少しずつ異なります。商店街ごとのこだわりが垣間見えますね。
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三条名店街の提灯は、街の雰囲気とよく馴染んでいて、アーケード全体がどこか懐かしい空気に包まれます。
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新京極商店街では、提灯がぎゅっと密集して吊るされていて、なかなかの迫力。人通りも多く、思わず見上げてしまいます。
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寺町京極商店街(四条~三条)では、3×7基の提灯が並び、見応えがあります。
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その北側、三条~御池のエリアにある「寺町専門店会商店街」では、提灯ではなく「祇園祭」と書かれた幕が掲げられています。こちらはシンプルながらも重みのある演出で、落ち着いた雰囲気です。
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さらに、四条烏丸交差点の西側では、函谷鉾・月鉾の灯籠と提灯が並び、道行く人の目を楽しませています。
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最後に紹介するのは、長年「京の台所」として親しまれ、近年では観光地としてもにぎわう錦市場。アーケードの鮮やかな色彩に調和した、上品な提灯が並びます。

最後に、、

それぞれの装飾には、地域や組合の思いが込められていて、まさに「この街の祇園祭」が感じられる風景です。
歩いていると自然と視界に入る提灯たち、ぜひ足を止めて眺めてみてくださいね。
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