2020年10月9日 更新

絶滅危惧種フジバカマと京都の文化と歴史に触れるイベント「藤袴祭」【寺町通】

京都固有種のフジバカマに誘われた神秘的な蝶「アサギマダラ」に出会えるかもしれない希少なイベント。革堂行願寺を中心に、中京区・上京区の歴史的建造物に藤袴を展示、文化と歴史にも触れることができます。期間は2020年10月9日(金)~10月12日(月)開催。(画像は昨年のものです)

神秘的な蝶に癒される貴重なイベント

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「藤袴祭」とは、京都の歴史と文化の伝承とともにフジバカマの魅力を多くの人に伝えるイベントで、絶滅危惧種で京都古来の自生種「藤袴フジバカマ」を、源氏藤袴会を中心に保全活動をされています。
コロナ禍のご時世の中ですが、フジバカマは例年通り花を咲かせているそうです。
様々な配慮をしながら、屋内のイベントなどを縮小し、今年も開催されるようです。
去年の様子とともに今年の概要も紹介します。

フジバカマとアサギマダラについて

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フジバカマとは、万葉の昔から親しまれている秋の七草の一種です。淡い赤紫色の小さな花先に集まるように咲き、開花時期は8~10月頃です。
1998年に京都大原野で発見されたフジバカマが絶滅危惧種・京都自生種と確認され、保全活動をされています。
アサギマダラとは、マダラチョウの仲間で、羽を広げた時の大きさは約10センチ大きく、春から秋にかけて見られる珍しい蝶です。
1980年頃から始まったマーキングという調査方法では、台湾や沖縄へ移動することが確認されており、長い旅路、フジバカマの香りに強く惹かれ藤袴祭にもやってくるそうです。

藤袴祭イベント概要

藤袴祭/源氏藤袴会HPより引用 (192978)

イベント名:藤袴祭 ふじばかままつり
開催日時:2020年10月9日~12日
10:000〜17:00
【藤袴展示】
寺町通(御所東ロード〜二条通間)
河原町丸太町交差点北西側
御所東小学校前
革堂行願寺(午後五時閉門まで)
下御霊神社など
関連ページ:http://g-f-a.org/festival/

※藤袴祭/源氏藤袴会HPより引用

革堂行願寺

革堂行願寺

革堂行願寺

藤袴祭の中心会場。
行願寺は行円上人により1004年に創建。
西国三十三カ所第19番札所でもあり、「西国三十三所草創1300年記念事業」がスタートしたことを機に、源氏物語第30帖「藤袴」に由来した、藤袴を境内で一般公開することになったそうです。
祭の当日、境内には多数の藤袴が展示され、レッドカーペットが敷かれ華やかでした。
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本堂から寿老人神堂へ向けた境内も藤袴が展示されています。
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庫裏周辺の様子です。
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この日は何頭ものアサギマダラに出会えました。
午前中に飛来する事が多いと聞いたことがあります。
蝶が飛んだら人も動く…と言った感じで、カメラを持った人や蝶を見にきた人達で賑わっていました。
今年はソーシャルディスタンスに配慮しながら楽しみたいですね!
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七福神がおられるあたりにもびっしりと藤袴が展示されています。
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願い札(500円)
後日行願寺愛染堂でお焚き上げされます。

スポット情報(行願寺)

名称:行願寺 ぎょうがんじ 通称 革堂 こうどう
住所:京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
電話番号:075-211-2770
関連ページ:https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=263

下御霊神社

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平安初期に創建。御所の鎮守として御霊八所神を祀られています。
今回の藤袴祭では、境内で藤袴グッズや野菜、花、古道具などの販売が行われる様です。
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京都指定有形文化財の拝殿です。
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拝殿の周りにフジバカマが展示されています。
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こちらでもアサギマダラに会うことが出来ました!
お天気が良くて、涼しい日の方が飛来数が多いそうです。

最後に

今年開催の貴重なイベント。マスクをしてソーシャルディスタンスを保ちながら、楽しめたら良いなと思います。
天気が心配ですが、京都の歴史に触れながら、フジバカマの香りとともに散策されてはいかがでしょうか?

スポット情報(下御領神社)

名称:下御霊神社
住所:京都府京都市中京区寺町通丸太町下る
電話番号:075-231-3530
関連ページ:http://shimogoryo.main.jp/
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