2024年4月28日 更新

【京都一周トレイル③】目移りする観光名所ぞろいの登山☆南禅寺~法然院~哲学の道他

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都盆地を囲む山々をぐるっと巡れる京都一周トレイル続き。今回は東山コース中、一旦下山し観光名所をたどりつつ、再入山。

一旦下山、東山観光名所をたどり、また再入山

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京都盆地を取り囲む山々で構成された全長約80キロの、地元民が気軽に利用する山歩きコース『京都一周トレイル』。東南、伏見から比叡山、大原、鞍馬を経て、高雄、嵐山、苔寺に至る、京都市街の眺望を楽しみながらめぐる山歩きコースで、ガイドブックも多数発行されています。地元民にとっては手軽に登山を楽しめる、比較的難易度の低い山歩きコースですが、最近では山歩きだけにとどまらず、トレラン大会も開催され、全国的にその知名度も上がっています。

それぞれの山を単発で登る機会はあっても、京都一周を縦走することは今までなかったので、以前から一度京都一周トレイルを踏破してみたいな、と。

今回は前回からの続き → https://kyotopi.jp/articles/B78uD
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前回、大文字山山頂から火床経由で下山しましたが、そもそも大文字山山頂はトレイルコースから外れ、その手前『大文字山四ツ辻』でいったん霊鑑寺あたりまで下山し、哲学の道に合流するのが正解コース。
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で、霊鑑寺からスタートしてもいいわけですが、根が真面目なのでかぎりなく『大文字山四ツ辻』に近いところからリスタートしようと、一旦南禅寺から山中に上り四ツ辻を目指すことに。
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水路閣から山中に登っていくコース。途中、南禅寺塔頭・最勝院高徳庵を過ぎて、さらに奥の院があります。ここには『駒ヶ滝』があり、天台密教の駒道智大僧正の霊地として知られ、秘境パワースポットと言われています。
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さらに道に迷い、NHK大河ドラマ『八重の桜』のモデルにもなった同志社創立者新島襄・八重夫妻眠る『同志社墓地』まで下山。
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そうして、ごにょごにょコースを探しているうちに、ようやくトレイルコースの標識が見え復帰。
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臨済宗南禅寺派の門跡寺院『霊鑑寺』。江戸初期に後水尾天皇が皇女多利宮を開基として創建。通称「椿の寺」として知られています。ここから法然院通を経由するトレイルコース。
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法然の念仏道場「鹿ヶ谷草庵」の後身のお寺『安楽寺』。毎年7月25日に行われる鹿ヶ谷カボチャ供養は全国的にも知られる行事。
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さらにコースを北へ進むと浄土宗寺院『法然院』。鎌倉時代、法然が弟子たちと共に六時礼讃行を修した草庵から由来し法然ゆかりの念仏道場として再建。また境内には文豪・谷崎潤一郎の墓所もあります。
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そこから、すでに花は桜からツツジへと移行中の『哲学の道』。琵琶湖疏水分線に沿った遊歩道で、多くの作家、文人に愛される憩いのスポット。
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ここから、住宅街を通るコースになっています。
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アスファルトの市街通りで若干違和感をおぼえますが、ここはかつての旧街道、滋賀へ抜ける志賀越道にあたり、道沿いに神社仏閣が集中することから、その面影を残しています。
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日本バブテスト病院横に再入山口があります。
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最初、少し急登になりますが、一気に視界が広がり、木々の間から市内一望。
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臨済宗を中興した『坐禅和賛』の祖・白隠禅師ゆかりの仙人洞窟『白幽子巌居蹟』。かつて仙人・白幽子が暮らしていたと伝わる秘境洞窟跡でパワースポット。
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このあたりから『三十六童子めぐり』の道が続き、山中には不動明王の使者・三十六童子が配置。
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標高301mの瓜生山頂。そして『元将軍地蔵』があります。
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このあたりは、真言宗修験道大本山『狸谷山不動尊』の寺域みたいですね。『狸谷古道トレイル』となっています。
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さらに一段小高い本丸向きな場所にある『北白川城本丸跡』。とても見晴らしのいい場所。

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀が元亀元年(1570年)この城に入って数カ月延暦寺を牽制。その後、織田信長の京都支配確立とともに廃城になったという歴史をたどった場所。
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このあたりはすぐ脇に市内の光景が広がる尾根コースで、道も整備され気持ちいいトレイル。
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ここから比叡山に向かうコースになり、道幅も広がり、清水寺周辺ほどではありませんが登山客も増えてきます。
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弁天道の『石鳥居』。
今回は時間切れで、ここから雲母坂を経由して下山。
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『雲母坂(きららざか)』。
よく難読地名にも数えられますが、この坂から雲が生じるように見える、あるいは雲母が含まれる花崗岩由来の砂が多い坂であることが名称の由来とか。源氏物語にもゆかりのある古道。そして日本仏教の母山・比叡山延暦寺へ続くルートで千日回峰行の阿闍梨さんが通る行者道でもあります。下山コースはかなり急で、足腰に自信のない方はストックなど持参されたほうが転倒防止にもなってベターかもしれません。

今回は序盤でかなり道草を食い、4時間半ほどかかりました。次回はさらに比叡山まで進みます。

マップ

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