2023年10月27日 更新

宇治・小倉に元高級ホテルシェフが手掛ける四川中華料理店がオープン「Bistro 四川酒楼」

伏見の四川料理バル「ビストロ四川食堂」の2号店、「Bistro 四川酒楼」が小倉にオープンなり。

宇治・小倉に注目の中華料理店がオープン

近鉄伏見駅南側徒歩1分ほどにあり、我が家でも散々お世話になっている四川料理バル「ビストロ四川食堂」。我が家から歩いて7分ほどしかかからないので、外に出かけるのが面倒な時にまず最初に思い出すお気に入り店。5年前のオープンから数えること、16回ほど訪問しておりました。

で、シェフから近鉄小倉駅近くにある「満腹屋」なる定食屋さんのそばに、二号店をこの7~8月オープンさせる予定なんです~!とお聞きしたのが昨年の3月。それ以来ちょこちょこ状況をお聞きするのですが、新築の一軒屋で工事遅れや厨房機器の入荷遅れなど色々あったそうで、この9月、ようやくオープン!ということに。
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ネットでオープン情報を読んで、これは予約を入れないと!ということで、相方から席空いてますかねえ?とシェフにメッセを入れたら、下の写真のコースメニューが送られてきたので、事前に「重慶ふかひれ」コース¥8800(税込み)をお願いしました。お祝いついでに5名でわさわさとお邪魔しましたので、ご報告!なのです。
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お店前が胡蝶蘭の鉢だらけの三階建一軒屋が否が応でも目に入る訳で。シェフは某ホテルの高級中華料理店で調理長をしていた方なので、お祝いのお花が入り口前に溢れているのだ。今回のお店は二号店ということになっているのですが、伏見のお店はお弟子さんに任されて、こちらがシェフの住居兼店舗のようなので実質本店なのでしょう。店名は「Bistro 四川酒楼」と、よりお酒をたしなむ人向けになっている模様。
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靴を脱いでスリッパに履き替える方式。カウンターは12席なのですが、入り口側が5人ぐらいで囲めるテーブル状になっていて、そちらに入れて頂くのだ。サブについているお若いお兄さんと2人体制で回されている模様。キッチンは伏見より倍以上になっている感じで、換気も非常パワフルなものをお使いで、以前のように麻婆豆腐を作り出すと店内の全員が涙目になって、せき込むようなことは無し!なのですな。
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で、いつものようにサッポロ赤星から。本日の宴と四川酒楼のオープンにカンパーイということで。
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まずは、「五彩拼盆」、5つの冷菜の盛り合わせが登場。小皿に乗っているのはピータンとクラゲのごまだれ和え、時計回りで、緑の野菜はゴーヤ(素揚げしてポン酢系なタレでマリネしたもの)、肉厚に切った鯛の中華風カルパッチョ(葱油和え的な)、オクラが乗っているのは、生赤海老の海老味噌ソース(海老好きなら美味すぎて悶絶・・汗)、奥がよだれ鶏(しっとり旨し)という布陣。 

今までピータンは苦手だったのに、これは臭みが無いので食べられます!と、友人が。相変わらず、どれも美味しくて、お酒が確実に進むお味でした。好スタート!
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今日は紹興酒で攻めましょう!!ということで、とりあえず5年物の紹興酒ボトルからスタートし、順に年数を上げていく作戦。お酒メニューを押さえてくるのをすっかり失念していたのですが(汗)、四川食堂時代とほぼ変わらないと思います。
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で、ふたたびいつもの写真(汗) 皆さんロックの方がお好きなようで。その次が・・・
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いきなりメインイベントですか!的な。まさかまさかの「松茸入りのふかひれ姿煮」。イヤぁ~贅沢ですな。。。
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元々ベースになるダシの味付けが上品且つ美味しいので、こういう餡掛けやスープ物はどれも旨いのですが、その旨い餡に松茸の香りが乗り移ると異次元レベルに進歩しますな。これは白ご飯をちょっと入れて食べたい~!と思ったのですが、まだまだ先が読めないのでめっちゃ我慢!
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お次は、これまた定番の超あっつあつの春巻きが登場。あまりに美味しいので、以前、シェフにどういうレシピですの!とお聞きしたら特に珍しい食材は使っていないです!(豚肉、海老、竹の子、椎茸、春雨)という事なのですが、超ふわっと巻いてあるのが特徴でしょうな。皮がお菓子のように超サックサクでボリューム満点。他店の2個分ほど食べた感アリです。 更に、手前はちゃんと美味しいむっちり大根餅!という点心セットでした。

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お次は白身魚の清蒸。アツアツに温めた油をジュッと回しかけて瞬間的に火を入れる手法。イカ、それに鱈を使っているようなのですが、香ばしい油と中華醤油が半レアの魚介に絡まって、コレまた旨いです。中華でしか食べられない一品。
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お次は海老料理二種。エビチリと海老マヨという、海老好きならどちらも間違い無し!な一品。海老マヨがマヨっぽくないミルク系甘口な味付けで美味しい。海老マヨがあまり好きではなかった参加メンバーから「これは美味しいですねえ」との嬉しい感想。
確かこの辺りで、6年物の紹興酒に移行したと思うのですが、喋るとの食べるのに夢中ですっかり失念(滝汗) 
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お次は四川食堂であまり食べた記憶がない牛肉料理なのですが、これがまた超ウマ。ウチヒラ、またはトモサンカクなる部位で、赤身肉のモモの中で一番サシ(霜降り)が入っているウチモモの一番内側のようです。薄切りなのですが瞬間で火を入れたようで、いやはや、とろける食感でした。
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で、四川食堂の必食アイテム「四川麻婆豆腐」が〆料理その1として、登場。こちらが3人前分。赤いのは巨大唐辛子。実は、当初からレシピは結構頻繁にいじっておられると認識していて、肉の旨味はそのままに、花椒の香りも爽やかに、唐辛子の辛味や脂ギッシュなラー油成分が以前より若干控えめになり、より高級中華料理店的な味付けになっているような気がします。いやー、超旨! (後ろにちょびっと映り込んでいるのが、6年物紹興酒。)
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この麻婆豆腐を見たら、つい、「白ご飯をぜひ~!」ということに。いやはや、大満足なのですがまだ先があるのです。
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お酒が無くなったので、10年物紹興酒は300mlの小瓶(確か¥2000?)をお願いする。うーん、まろやか度は断然、先の6年物のほうが上のように思います。
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〆料理その2がこちら。多分、四川食堂時代も食べた記憶がない、冷製の担々混ぜそば!という趣向。昭和時代の喫茶店や甘味のお店で、フルーツポンチや蜜豆が入っているような可愛らしいガラス容器で登場。
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底から混ぜ返して頂きます。しこしこの細い中華麺(玉子麺ですかね・・)が超濃厚なごまだれと絡みまくるのですが、そんなに重くなくシュルっと胃に収まるわけで。いやはやこれも美味しい。
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最後に、梨の刻んだのを乗せた、爽やかな杏仁豆腐で〆!。思わずシェフに、「お洒落です!」とお声掛けしたくなる充実度。

紹興酒をボトルで3本、瓶ビールが3本ほどとあまり呑んでいないので、以上で1人¥11000チョイと言うお支払い。お料理がしっかりなので、酒量が伸びない!という欠点があるのですが、最後まで大大大大満足でした。いやー、お腹パンパン。

店舗情報

店名:Bistro 四川酒楼
住所:京都府宇治市小倉町堀池12−11
営業時間:11:30~14:00 / 17:30~21:00
TEL:0774-66-5999
定休日:月曜日
https://www.instagram.com/sisen_syurou/
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流憂 | 5,617 view

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