2023年7月27日 更新

【京都暮らし】京都大学熊野寮前に設置☆無料で本を交換しあうSDGs本棚「熊野公共文庫」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区、京都大学の学生自治寮にある、暮らしにも役立つSDGsなリサイクル本棚。

本を交換しあうSDGs本棚

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左京区川端丸太町通を東へ進むと見えてくる、京都大学学生寮の『熊野寮』。昭和40年(1965年)4月に設立された学生自治寮。もっと有名なところでは、日本最古の自治寮で100年以上の歴史を誇る吉田寮は東大路通り沿い。
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この日はたまたま朝活の途中に通りかかりました。ちょっとお天気のすぐれない朝でした。
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その熊野寮の門前。冷蔵ケースを改造したような、そして可愛らしいペイントを施したものが。『熊野公共文庫』と書かれ、中には書籍が入っており、よくよく見るとちょっと難しそうな専門書が大半。中には子供向けの本もあったり、ジャンル問わず様々。
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さらに東へ。
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奇抜な京大名物・立て看板も。いや、厳密には立てかけてなく、塀に固定設置されているのでただの看板か。
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ちょっとした思想でもあるかのようなオブジェ。正門と同じように書籍ボックスと傍らに雨水で濡れる椅子。
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こちらは『くまの公共文庫』。ひらがな表記になっており、中には絵本や図鑑など、子供向けの本が多め。
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じつはこちら、自分の持っている本とこの中の本を交換できる、という書棚で、誰でも交換制で利用できる文庫。

2022年から寮生の間で読まなくなった本を共有する本棚として誕生。その活動が地域にも広がり、この地域の子供たちも利用する文庫に。もともとドイツ発祥で、地域で本を共有し、知識をリサイクルするという発想の『パブリック本棚』があり、ドイツでは1000ヵ所以上パブリック本棚があるんだとか。

それに倣ったこの文庫。実際京大生がどんな本を読んでいるのか、ということも垣間見え、それが自分の持ち合わせた本と交換できる、というのも、本の一期一会で面白い発想の本棚ですね。ご参考に。

基本情報

名称:熊野公共文庫
場所:京都市左京区東竹屋町50 京大熊野寮
公式サイト:https://kumano-ryo.jimdofree.com/
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