2022年1月8日 更新

【京都アート】『みうらじゅんマイ遺品』展☆アサヒビール大山崎山荘美術館開館25周年記念

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府乙訓郡大山崎町にある美術館で現在絶賛開催中の記念展へ。

京都出身のみうらじゅん軌跡の記念展

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京都府乙訓郡大山崎町。

昨年12月18日から開催されているアサヒビール大山崎山荘美術館開館25周年を記念する展覧会『みうらじゅんマイ遺品』展。スタート時点からずっと気になっていて、年内に訪れたいと思いつつ師走の忙しさで叶わず、ようやく新年早々やってきました。
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大山崎にはこれまで何度か訪れ、戦国時代の天下分け目の合戦場として知られる天王山登山やお寺めぐりには来たことがありましたが、このアサヒビール大山崎山荘美術館に来るのは初めて。徒歩でもすぐ行ける距離ですが、JR山崎駅前から送迎バスも出ています。時短でこちらを利用しました。
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バスを降りて、山手にある美術館まで少し歩きます。
途中、かなり古い佇まいの隧道があったり山荘らしい建築様式の建物があったり。こちらはロッカールームになります。
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大山崎山荘は実業家・加賀正太郎が昭和初期に建物の他、庭園や道路、家具、調度品なども含めて自ら設計、デザインして建てた英国風の山荘。その建物を復元整備し、1996年に美術館として開館したのがこの『アサヒビール大山崎山荘美術館』。通ってきた隧道やこの建物は京都市の歴史的建造物にも指定されています。

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そして、美術館までの道しるべにはみうらじゅん風の飛び出し坊や(笑)
もともと児童の飛び出し防止のため滋賀県八日市で作られたものですが、それにみうら氏が着目しブームの火付け役となり、現在では滋賀の観光資源にもなっています。私も飛び出し坊やTシャツ持ってますが(爆)他、周知のこととしてゆるキャラブームもみうら氏によるもの。
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門を経て、こちらがその山荘美術館。

重厚感あり、趣のある建物。お正月らしく門松が飾られ、ここにも飛び出し坊やがいます(笑)

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館内は山荘復元部分と、美術館になることが決まって新たに建て増しされた建築家安藤忠雄設計部分から構成されています。そして、今年で開館25周年を迎え、その記念展が本展にあたります。館内とても素敵な内装でしたが、残念ながら撮影禁止。
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入館前にちょっと面白いものを発見。

加賀正太郎氏が特注した『泥落とし』。実際使うことができ、スニーカーで試してみましたが、革靴やらクラシカルな靴が似合いそうな体感。
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館内には膨大に展示がなされていますが、一部撮影可能スペースがあります。

みうら氏は京都出身で、イラストレーター、漫画家、エッセイスト、ミュージシャンなど幅広い分野で活躍中。その間、長年にわたり収集・制作し、自ら『マイ遺品』と名付けた品々を一挙公開したのが本展。以前からMJ(みうらじゅん)ファンだったので、著書を何冊か読んだり展覧会があれば赴いたり、何かしら身近な存在でした(笑)

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なので、みうら氏のマイブーム軌跡をたどるような、ちょっと懐かしさも感じつつ(笑)
こちらはゆるキャラ関連。
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仏教系要素多めなのは京都や東山高校出身の影響もあるんですかね。町で見かけた般若心経の構成文字で綴られた再構築般若心経(笑)
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昭和グッズともいえるゴムヘビ。私も持ってました(笑)
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代表的なやつも。
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私も滋賀に行って、飛び出し坊やの亜種を見かけたら撮影してました(笑)
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テングブーム時代。
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関西人はとりわけ冬になるとカニブーム(笑)冬の旅行パンフはどこもカニ尽くしに。考えてみると、カニ以外の魚種でこんなパンフ表紙になるものってないような。

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こうしてみると、数の膨大さとそれに傾けた時間の長さは、その対象への愛の大きさに比例しますよね。凄い熱量だな、と。

自分探しを内向きに内省するより、外の対象物に目を向けて広げて行くところに好感持てるというか。健全やなぁと。
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街にあふれる『Since』の中には、京都の老舗看板も見つけました(笑)
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館内には洋館らしい趣のカフェスペースもあり、本展にちなんだみかさ(どら焼き)も特別メニューとして提供されています。
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そして、館内ではグッズも販売されています。私のマイブームがチェレステカラーなのでスルー不可避で購入(笑)いい記念品。

昭和世代なら懐かしさも感じ、さらに若い世代なら不思議な豊かさを感じるような本展。そして建物としても魅力的な美術館。ぜひ、お見逃しなく!

詳細情報

名称:みうらじゅんマイ遺品展 
場所:アサヒビール大山崎山荘美術館 (京都府乙訓郡大山崎町銭原5−3)
会期:2021年12月18日(土)~2022年3月6日(日)
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日(ただし、祝日の場合は翌火曜)
入館料:一般900円、高大生500円、中学生以下無料、障害者手帳持参の方300円
公式サイト:https://www.asahibeer-oyamazaki.com/statement/
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