2024年3月23日 更新

3月23日は『北大路魯山人』の出生の日~ゆかりの柚味噌を訪ねる~

3月23日は北大路魯山人の出生日です。出生の地・上賀茂と、魯山人と縁の深い『柚味噌』で有名な「八百三」を訪ねてきましたので、その様子をご報告いたします。

3月23日は北大路魯山人が上賀茂に出生した日

 (260655)

北大路魯山人は1883年(明治16年)3月23日に、上賀茂の地で出生しました。
その出生地には2009年3月23日に碑が建てられ、その生涯が解説されています。
 (260656)

魯山人出生の碑は上賀茂の「太田神社」の前、さらには上賀茂神社の末社「福徳神社」の傍らにあります。
 (260658)

魯山人の生家は上賀茂神社の社家でしたので、やはり出生地はこうした社寺に係わり深い場所にあるようです。
 (260660)

北大路魯山人の揮毫の看板~「柚味噌」の「八百三」~

 (260662)

風格のある老舗が多い姉小路通で、ひときわ存在感のある「八百三」は、京都名物の代表格、あの『柚味噌』の専門店です。
 (260664)

「柚味噌」を入れる柚の形の陶器は、柚味噌を使い切った後も、可愛らしい器として使えるので何個でも欲しくなってしまいます。
 (260666)

そんな「八百三」に掲げられている看板は、大正3年(1914)、北大路魯山人がまだ福田大観と名乗ってた頃に、自ら筆を振るい、自ら彫った看板だそうです。
 (260668)

表の看板はレプリカで、本物の看板は店内に掲げられていました。
店内とはいえ、美術館にも貸し出されたことのある貴重な看板が、手が届くような場所にあるので、本当にこんな距離で拝見して良いものかと危ぶんでしまう程です。
 (260670)

北大路魯山人を偲ぶ際は、「八百三」で揮毫の看板を眺め、柚味噌を買い、美食家の故人に倣って美味しい柚味噌料理を食べてみてはいかがでしょうか?

基本情報

<元祖柚味噌 八百三>
 ◇営業時間
  ・午前9時~午後6時
​  ・祝日は午前10時~午後5時
 ◇定休日
  ・日曜と木曜

アクセス

<北大路魯山人 誕生地碑>
 ◇場所
  上賀茂 太田神社前
  上賀茂神社 末社 福徳神社横
<元祖柚味噌 八百三>
 ◇所在地
  〒604-8185
  京都市中京区姉小路通東洞院西入ル270
 ◇問い合わせ
  tel.​075-221-0318 / fax.075-221-2930
26 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【保存版】京都オススメ銭湯!京都駅、四条烏丸好立地~早朝深夜営業店☆下京区編【厳選4店】

【保存版】京都オススメ銭湯!京都駅、四条烏丸好立地~早朝深夜営業店☆下京区編【厳選4店】

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は下京区のオススメ銭湯を集めました。京都駅や四条烏丸にも近い好立地店から早朝深夜営業店まで。
【保存版】京都オススメ銭湯!地元密着商店街~烏丸御池、市役所スグ☆中京区編【厳選3店】

【保存版】京都オススメ銭湯!地元密着商店街~烏丸御池、市役所スグ☆中京区編【厳選3店】

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は中京区のオススメ銭湯を集めました。京都最大級アーケード商店街スグで日曜朝営業の銭湯から烏丸御池、市役所前などの好立地銭湯まで。
【鬼滅ファン必見】京都に「鬼滅の刃 全集中展」がやってくる!映画とダブルで楽しもう

【鬼滅ファン必見】京都に「鬼滅の刃 全集中展」がやってくる!映画とダブルで楽しもう

アニメや映画で社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』の世界が京都に!貴重なビジュアルや名場面の再現展示、さらにはファン必見のオリジナルグッズも登場する「全集中展」が、7月18日から京都文化博物館でスタート。世代を問わず楽しめる注目イベントです。夏休みのおでかけ候補にもおすすめ!
Kyotopi まとめ部 | 2,330 view
パスタが美味しい好印象な地元民向けイタリアン 烏丸御池  「ottimo(オッティモ)」

パスタが美味しい好印象な地元民向けイタリアン 烏丸御池 「ottimo(オッティモ)」

烏丸御池を北へ、比較的お手軽価格で地元民向けなイタリアン「ottimo(オッティモ)」で、ディナーなり。なかなかに我々好みのお店でした。
スイカ小太郎。 | 4,421 view
香りで旅する京都、手作りお香体験で香りの思い出を『美香 mikou』

香りで旅する京都、手作りお香体験で香りの思い出を『美香 mikou』

ひとつひとつの香りを確かめながら、自分好みに調合して作るお香体験。旅の思い出として、世界にひとつだけの香りを持ち帰ることができます。
ぐるみちゃん | 346 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

柳町イズル 柳町イズル