2019年4月7日 更新

【京都専門店めぐり】寺町二条にある江戸時代創業の紙問屋!種類豊富に紙グッズそろう☆「紙司 柿本」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は寺町二条にある江戸時代創業の紙専門店。選りすぐりの和紙をはじめ、便箋や封筒など紙グッズも種類豊富にそろうお店。

古い専門店が立ち並ぶ寺町通にある紙問屋

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寺町通り二条上がる。ちょうど老舗茶舗一保堂の南隣にあるお店。江戸時代末期創業の老舗紙問屋。
この日、友人への贈り物として紙製品を、とこちらへ。

かつて建築士の友人と一緒に建材として和紙や京からかみを探しにこちらへ伺ったことがあり、ここが紙専門店であることは承知してました。
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店内には和紙をはじめ、洋紙もあり、便箋や封筒、一筆箋やカードなどの紙製品も豊富な品ぞろえ。和綴じされた画帳や御朱印帳なども。

ホントに目を見張るほどいろいろありましたが、この日かなりお店が混雑していたので中の撮影は控えました。

この時、店内の客の9割近く欧米系の外国人の方が買い物に来られていました。もしかしたら、自国民よりも和紙の素晴らしさを理解し、リスペクトしているのは外国人の方かもしれませんね。
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今年の秋から建て替え工事のため、麩屋町通三条に移転されるみたいです。
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そして、店内いろいろ拝見させていただき、特筆すべきは和紙の種類の豊富さ。日本の和紙の名産地から集めた極上の和紙が並び、ちょっと勉強になるほど。書道用半紙一つとっても10種類以上はあったような。
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今回友人への贈り物を探しにきたんですが、適当なものが見当たらなかったので、自分用の懐紙を探していたことを思い出して、試しに購入。
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お茶席で使うために、と。
店員さんに用途を説明すると、茶道流派によって好まれる絵柄がちがうとか、季節の絵柄があるとか、懐紙ひとつとってもそのTPOがあることを知り、奥深いもんなんだなぁと。

わりと汎用性あって人気のこちらを選んでいただきました。
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紙に透かしがあり、無地よりもちょっとオシャレ感。そして季節もとくに選ばない、自然の美しい景物を指す雪月花。

書く、包む、作る、遊ぶ、と、毎日の暮らしに古代から寄り添ってきた紙。紙があることで精神的に豊かになったりする感覚は、もともと人間の中に備わっているようにも思えたり。最近では情報伝達ツールとしてペーパーレス化がすすんでいますが、紙の効用はそれだけではないような。

そんなことがお店からも伝わってきます。ちょっと心に余裕をもって、上質の紙に文をしたためたり、贈り物を包んでみたり。それは、もらう方にも伝染する豊かさ。そんな豊かな気持ちにしてくれる紙がここにくれば見つかりますよ。

紙司 柿本 へのツイート

詳細情報

住所:京都市中京区寺町二条上ル常盤木町54
電話番号:075-211-3481
営業時間:10:00~17:30
定休日:日祝日
公式サイト:http://www.kamiji-kakimoto.jp/
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