2017年3月14日 更新

被災地へ届け、私たちの想い。嵐電「キミマツサクラ号」今年も運行中【3/17まで】

東日本大震災から6年が経過しましたが「キミマツサクラ桜色福プロジェクト」では震災復興支援の取り組みとして、嵐電「キミマツサクラ号」を運行。車内では被災地への想いが綴られた写真展が行われています。

未曾有の震災を風化させないために

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京都と東北被災地を結ぶ支援を行うと共に、震災を風化させないようにと発足された「キミマツサクラ桜色福プロジェクト」。
被災地・福島から託された桜を育てている他、震災当日にはつどいが開催、その日より1週間は「キミマツサクラ号」と呼ばれる特別仕様の嵐電を運行しています。

(去年もご紹介しておりますのでご一読ください http://kyotopi.jp/articles/p3lSL
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嵐電嵐山駅構内にある、4年前に福島から託された【三春滝桜】
まだまだ蕾は固く閉ざされてますが、あと1ヶ月もすると美しい花を咲かせてくれます。
4年前と比べると、ずいぶん大きく成長しているそうですよ。

写真とともに、被災地への想いが綴られたメッセージを展示

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今年で4回目の運行となるキミマツサクラ号、2017年は3/17まで京の街を走ります。
レトロ車両が使われ、毎時1往復程度運行。「キミマツ」のヘッドマークが目印。
特別仕様とはいえ、通常ダイヤに組み込まれ通常運賃で通常の嵐電として乗車可能です。

キミマツサクラ号の運行ダイヤは日によって異なります。詳細はFacebookやTwitterにて告知されますので、都度ご確認をお願いします。
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以前もご紹介したように、この車両は外観・内装をふくめ一切の広告を掲載せず、公募によって選ばれたよりすぐり写真とメッセージのみが展示されています。
東北復興支援をテーマに集められた作品は、どれも心に訴えかけてくるものばかり。
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気仙沼の復興屋台や、震災より約5年9ヶ月ぶりに営業を再開された「すがとよ酒店」のものなど現地からのものもあれば・・
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復興への工事とともに力強いメッセージや・・
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猿の親子の画像とともに心温まるメッセージがあったり。

このように、いろいろな想いや情景が映し出された作品が展示されており、ほのぼのしたり目頭が熱くなったりと、どれも想いがこもっていて本当に素敵。
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震災から6年が経ちましたが、もう6年だけどまだ6年。
被災地から離れた京都にいるとつい遠くの話に思いがちですが、復興へはまだまだ時間も労力もかかります。
遠く離れていても想い続ける事、風化させない事。支援らしい支援ができなくても、想う事だけは忘れずにいたい。 キミマツサクラ号を通して、その想いをより強くしました。

運行まであと数日。皆さんもキミマツサクラ号に乗って、被災地へ想いを馳せてみませんか。

尚、プロジェクトでは協賛を広く募集されていますのでご検討ください。

EVENT DATA

運行日:3月11日(土)〜17日(金)
運行ダイヤ:都度変わりますので、各SNSにてご確認ください

問い合わせ:キミマツサクラ桜色福プロジェクト事務局(京都市中京区押油小路町252-1) 
電話:075-256-0222(平日 9:00〜18:00※土日祝を除く)
H.P:http://kimimatsusakura.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/kimimatsusakura/
Twitter:https://twitter.com/kimimatsusakura
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