2016年12月26日 更新

柳並木ゆらりぶらり!京都らしい風情あふれる白川名橋めぐり【東山三条】

桜終了とともに、新緑の季節到来。中でもその訪れがはやい柳並木の緑が心地よい三条白川界隈を散策。

和歌にも歌われた白砂が輝く美しい白川

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三条通りを横切って流れる白川。白川は、比叡山南麓の山中を源とし、全長は9.3kmある一級河川。川底に白川砂が堆積し、白く輝いたことからその美しさを称えられ、藤原定家、紀貫之などの和歌にも歌われました。

少し、川沿いを南下してみます。
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桜シーズンも終焉。今度はこちらの柳並木の出番です。鮮やかな新緑が目にも心地よい。
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琵琶湖疏水の開通後、白川は南禅寺舟溜で疏水に合流。さらに、神宮道に架かる慶流橋下、仁王門橋下流で、再び疏水を離れて白川となり、鴨川に併流する鴨東運河(疏水)に合流。
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江戸時代の白川の川幅は、今よりも広く水量もあり、たびたび氾濫を起こすほどだったんだとか。そして、白川砂は北白川扇状地を形成する花崗岩の砂礫であり、砂は色が白く、水はけがよく、箒目を美しく描くことができるのが特徴。また、雨水を含むと雲母が黒く変色し、乾くと白く輝くことから、京都の枯山水の庭園、灯篭、石碑などに重宝されてきました。

「白河夜船」のもう一つの意味

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土居ノ内橋から。

よく、うつらうつらと寝入ってしまうことを「白河夜船」と言いますが、「白河」はこの「白川」のこと。そして、もう一つの意味があるそうです。

京を知らない人が白川のことを聞かれ、「夜船で通って寝ていたのでわからない」と答えた。白川は狭く浅い川で船は通ることが出来ないことから、知ったかぶりをする人、という意味もあるんだとか。これ、この白川が語源になってるって知りませんでした。

簡素なつくりの石橋・梅宮橋

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明智光秀の首塚といわれる東梅宮にちなんで命名された梅宮橋。
橋の対岸北側には、川へ降りていく階段があり、かつては洗い物等の作業をした水場がこの周辺には今も数箇所残ります。
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